HUGっと!プリキュア 第41話感想
- 2018/11/29
- 17:26
今話の名セリフ:「ギュイーンとソウルがシャウトするのです!」(愛崎正人)
「HUGっと!プリキュア」第41話「えみるの夢、ソウルがシャウトするのです!」の感想です。
~ オープニング前 ~
「いつかは・・・、未来に帰っちゃう・・・。」
「はぐたんも・・・、ハリーも・・・、ルールーも・・・。」





「で・・・、でも! 時々こちらに遊びに来ればいいのです!」
「それは難しいやろな・・・。」

「こっちに来るには、ごっつい量のアスパワワが必要や。何度もできる事やあらへん・・・。」

「じゃあ、未来に帰らないというのはどうですか?」
「えみる。私は未来へ帰ります。」



「ルールー・・・。」


「仕方ありませんね! プリキュアとして未来の人々を救い、時間を動かす! それは、やらねばならない事なのです! 私達はヒーローなのですから!」






~ Aパート ~
「ルールーが未来へ帰る・・・。いなくなってしまう・・・。」

「私はヒーロー・・・。自分の・・・、気持ちは・・・。」



その翌朝・・・、
「おはよう、えみるちゃん!」

「ごきげんよう、ことりさん。」
「はい!?」


「早く学校に行かないと遅れますよ。」

「えみるちゃん!?」
「はい?」

「なんか・・・、変・・・。」

正直、いつも変だと思うけどな。「なのです」口調とか、キュアえみ~るとか、無性に癒されるネガティブシンキングとか。いつも変なのがますます変になった、と言うのが正しいのです!(えみるの口調マネるな(笑))
また、買い物袋がえみるの目の前に飛んできても・・・、
「おかしなことりさん。ウフフフフ・・・。」


まあ、キミの方がだいぶおかしいけどな。っていうか、学内なのに買い物袋が飛んでくるとか、ちゃんと掃除してないんじゃ・・・。(笑)
えみるの様子がおかしいと、ことりから聞かされた、はなとさあや。2人は、ルールーが未来に帰ると言っていた事が影響してるんじゃないかと察します。
「考えてなかった訳じゃなかったけど、いざ向き合うと、私も・・・。」

「未来を救う。助ける。それは叶えたい事・・・。けど、そうすると・・・。」
「ルールー、ハリー、はぐたんとお別れ・・・。」



ほまれも同じ気持ちです。アンリから、心ここにあらずと指摘されます。
そんな中・・・、
「ごきげんよう。」

「え、えみる・・・?」
「キャラ変わってない?」
「そんな事ありません。ウフフフフ・・・。」

いやいや、思いっ切りそんな事あるから! つーか、誰だよ。えみるにこんな目をさせようと考えたのは。腹筋崩壊しそうになっちまったじゃねーか! 責任者出てこい!(笑 & 当然ですが、褒め言葉です)
それからしばらくして・・・、
「未来に帰る・・・。けれど・・・、私の心・・・。」

「そして・・・、えみるの心は・・・。」


その頃、ビシンは、愛崎コンツェルンの社長である、えみるの祖父の所に来ていました。(劇中では明かされていませんでしたが、えみるの祖父の名は「獏発」)
ビシンは、クライアス社と業務提携を結んでほしいと考えていますが、えみるの祖父にその気はありません。しかし、えみるが「ツインラブ」として活動していることを聞くと、苦い顔に。
ハリーの家では・・・、
「ごきげんよう。はぐたんさん。」
「えみゆ、へん・・・。」

ちょっ。はぐたんにも変な目させんな。大きくなったら、キュアトゥモローというめっちゃ美少女なプリキュアになるというのに・・・。まあ、ネタ的には「いいぞ、もっとやれ」なんですが。(笑)
「なんや、あれ?」
「いつもと違うね。」
「いつの間に!」
「えみる・・・。」
「えみる兄までおるんかーい!」




野郎どもまでなんつー目してんだよ。ビシン、早くオシマイダー発注して! このギャグに満ちた雰囲気をシリアスにしてくれー!(笑)
「つーか、相当ショックやったんやな。どないしたら・・・。」

「カッパッパー!」


「えみるちゃん、笑顔になってカッパ!」
「はい?」


「えみるちゃんはカッパが好きでしょ! カッパ!」


「別に好きじゃないです。」
「めちょカッパ・・・。」


えみるが初めて出てきた回では、カッパがネタにされてたけど、確かに、カッパが好きとは言ってないな。つーか、はなまでそのギャグ目かよ。まあ、はななら自然に受け入れられちゃうかな。(笑)
「次は私達が!」

「さあ! このアツアツのおでんを食べますよ! さあやの女優魂見せて!」
「よくってよ!」


「はい、あーん。」


「あっつ! 本当は熱くないおでんを、あっつ!」



『えーっ!?』

「普通に食べた方がいいですよ。」
「正論ですわ・・・!」


さあやとほまれまで、その目かい。ダメだ・・・。今回、ボケキャラばっかで疲れる・・・。おう、ビシン、オシマイダー発注、あくしろよ。(笑)
次は・・・、
「えっと・・・、えっと・・・。」

「ふとんが、ふっとんだ!」




「そっか。正人の中では、それが面白いんだね。」
「やめろ・・・。一番傷付くよ・・・。」


誰も、ギャグをやれって注文してないのに。兄貴なんですから、普通に、何があったのか聞いて下さい。(笑)
「皆さん、どうしたんですか? おかしな・・・。」
「おかしいのは君でしょ? どうして心の扉を閉じているの?」
「そんな・・・。」



「えみる・・・。」
「ルールー・・・。」

「えみるの心を・・・、見せて下さい・・・。」


「私の・・・、心・・・。」



「私達は親友。隠し事はなしと約束したじゃないですか!」
「私・・・、私は・・・。」


その後、えみるは、声が出なくなっていました。
「ダメなのです・・・。みんな我慢しているのだから・・・。」

「私も・・・、私も・・・、我慢・・・、しなきゃ・・・。」







ミライクリスタルが消えてしまいました。
~ Bパート ~
その後、えみるは自室で大事をとっていました。少しして、えみるの祖父が入室。
「お父様、お待ちくだ~さい。今、えみるは、体調~が~・・・。」
「うるさい!」

えみるの祖父に激しく同意。お父さん、あなたがしゃべるとムダにギャグの雰囲気が漂っちゃいますので、少し黙ってて下さい。(笑)
「ああ・・・。声が出なくなるなんて、なんて可哀想なえみる・・・。ずっと心配していたのだ・・・。」

「お前らのせいだぞ。」
「え・・・。」
「何だ、これは・・・。」



「ああ~、お父様はネット社会に疎いから~、」
「大丈夫だと思っていたのに~。」
「普通にしゃべれ!」


まったくもってその通り。今、私はツッコミ疲れていますので、きっちりツッコんでくれた事に感謝しています(笑)。まあ、ピリピリとした雰囲気でもマイペースを貫けるのは嫌いじゃないですけどね。
「ギターはやめろと言っただろ! お前らがえみるをそそのかしたのか!」



「えみる。もうよく分かったね? お前はずっと愛崎家の中で暮らしていけばいいんだ・・・。そうすれば、こんな目に遭わないで済むんだよ・・・。」


「そんなのおかしいです!」
「これは、愛崎家の問題だ! わしは、えみるのためを思って言っているのだ!」


「えみるのため?」
「えみる・・・。わしを困らせないでおくれ・・・。」


「これは・・・。」
「早く素直で可愛いえみるに戻っておくれ・・・。」



「えみるのためじゃなくて、あなたの・・・。」


「家族だからって・・・、人の心を縛らないで下さい!」


「正人、お前・・・。」
「自分ではない誰かの心に触れて、新しい世界の扉を開く事・・・。それは、家族にも・・・、誰にも止められない・・・。」


「だって・・・、僕達の未来は、僕達のものだから!」

「えみる! 声を出していいんだ! 自分の思った事を、叫んでいいんだ!」



「何をする!」


「行け、えみる! 扉を開け!」




「ギュイーンとソウルがシャウトするのです!」









その後、えみるとルールーは、例の大樹に。一方、ビシンは、えみるの祖父の苛立ちから生じたトゲパワワを使って、猛オシマイダーを発注していました。

猛オシマイダーは、えみるを狙っています。エール、アンジュ、エトワールが、ミライクリスタルのないえみるとルールーを守るものの、えみるは石につまづいて転んでしまいます。
そこに、猛オシマイダーの攻撃が飛んできました。ルールーがえみるをかばって、猛オシマイダーの攻撃を受けます。
「大丈夫です・・・。私は・・・、アンドロイドですから・・・。」


しかし、ビシンは容赦なく、猛オシマイダーに攻撃を指示。ですが、エール達3人が猛オシマイダーを蹴り飛ばしました。
「ルールー・・・。ルールー・・・。困らせても・・・、いいですか・・・?」
「はい。」



「ヒーロー失格だと言われるかもしれないけど・・・、けど・・・、けど・・・、私は・・・。」


「ルールーと一緒にいたい・・・! ずっと一緒にいたいのです! 未来に帰ってほしくないのです!」


「一緒にいたい! ずっとずっとずっと!」



「えみる。私は、えみると出会ったから、未来を信じようと思ったんです。」


「未来には、歌が・・・、音楽がないんです。私は、未来の人達に私達の歌を・・・、私達の愛を届けたい・・・。」
「未来に・・・、愛を・・・。」

「誰かを愛する心。大切にする気持ち。素晴らしい事なんだと伝えたい。これが、あなたと出会えた奇跡が、私にくれた夢です。」




「ルールーの・・・、夢・・・。」


「未来で待っています。私達はずっと親友・・・。」


「はい・・・。」


『あなたを愛し、私を愛する!』


「ミライクリスタル!」
「ミライクリスタル!」

『ハート、キラっと!』








『輝く未来を! 抱き締めて!』


『みんな大好き! 愛のプリキュア!』




「キュアマシェリ!」
「キュアアムール!」

そして、気力充分な状態で猛オシマイダーと戦い、追い詰めていきました。最後は、マザーハートの力で、猛オシマイダーを浄化。
それから後日・・・、







「お祖父様。えみる、今ライブ中です。」
「勝手にしろ・・・。」

「ゆっくりでいい・・・。いつかお祖父様も・・・。」

しばらくして・・・、
「良いライブだったね!」
「はい! ツインラブとして、私達は全力で愛を届けます!」
「はい! ずっと!」

「ずっと・・・。」

「るーるー。よちよち。」




「ルールー。」


「あれ、おかしいな・・・。なんで・・・。」

「かなちいの?」
「はぐたん・・・。」


「もう・・・、皆さんまで・・・。」


「みんなが未来に帰る時は、笑顔でお別れするから・・・。だから今は・・・。」



その夜、アンリは、ジャンプの練習をするも、足の怪我が影響して転倒してしまいます。
「頼む・・・。あと・・・、一度だけ・・・。」




「クライアス社・・・。」

今回は、これで終了です。
次回:「エールの交換! これが私の応援だ!!」
もうすぐ、アンリが出場するスケートの大会が始まり、はな達は応援グッズを作って、皆で応援する事に。
はなは、すごく頑張っているアンリに対して自分はどんな応援ができるのか、と考えました。すると、チャラリートが励ましてくれて、はなは元気をもらいました。
そして、はなは、自分らしいめっちゃイケてる応援をしようと意気込みます。しかし、アンリはクライアス社に・・・?
【まとめ】
えみるは、ルールーがいつか未来に帰る事にショックを受け、ルールーを困らせたくないために自分の想いを閉じ込め、様子がおかしくなってしまいましたが、兄・正人の後押しで、えみるはルールーに自分の想いを伝え、ルールーもえみるへの想いを伝えました。
えみるは自分の想いを伝えられて良かったですね。オープニング前では、本当はルールーと別れたくない気持ちでいっぱいなのに無理して笑っていたところは、見ていて痛々しかったですし。
まあ、Aパートに入ったら、あのギャグ目でしたが。予告で分かっていたとはいえ、やっぱり笑っちゃいますね。ルールーと別れるのがショックだったと言われても、全然伝わらねーっす。(笑)
えみるは、自分がヒーローである自覚が強く、プリキュアになれば、人知を超えた力で敵に立ち向かいますが、大人ではありません。子供です。それも、小学生。親友と別れる事が寂しくないなんて事はないでしょう。
親友のやりたい事を引き留める事はヒーロー失格かもしれないといっても、ヒーローだって、泣きたい時は泣くし、弱音だって吐くもの。そんな感情がまったくないというのは、ヒーローなんかではなく、ただの機械人形でしょう。
それに、今回初登場の祖父や、19話までの正人の事を思うと、えみるは周りの顔をうかがって、本当にやりたい事をやれなかったように思います。理解されがたい行動が目立つ事や、豪華な屋敷に住んでいる事から、学校でも、クラスメイトなどからは避けられがちで、「親友」と呼べるような子はいなかったでしょう。
だけど、ルールーとの出会いが、えみるを変えたでしょう。周りからは反対された趣味に興味を示され、兄が否定してもルールーは反発したりと、えみるにとってはすごく嬉しかったでしょうね。
えみるとルールーとの出会いは偶然的なものではありましたが、後の展開を思うと、運命的なものであり、互いにとって唯一無二の親友だと言っても過言ではないでしょう。だから、そんな親友と別れるのが辛いのは当然だと思いますし、涙を流してまでそんな本音をぶつけられたのは良かったと思いますね。
また、えみるの兄・正人についても、自分にそぐわない「自由」を否定した19話までと比べると、かなり変わっていて、見応えがありました。その回までは自分が言われた事を祖父に物申して、妹の「自由」を尊重していて、良いお兄ちゃんに変わったな、と感心しました。
そして、しまいには、「ギュイーンとソウルがシャウトするのです!」を言うとはな・・・。初登場時は、真面目で堅物というイメージが強かっただけに、その時の名セリフを兄まで言った事には興奮しましたね。今話の名セリフに選ばせていただきました。
ルールーも、未来に帰る事について、未来で作られたからという単純なものだけでなく、未来の人達に歌を伝えたいという立派な目的がある事に、成長を感じました。自分の目で見たものや、自分の耳で聞いたものを、将来に役立たせようというのですからね。
ルールーは人間ではないけれど、クライアス者にいた頃の、周りからただ命令を聞いて、何も思わずにただ実行するだけのロボットではない。喜怒哀楽の感情も夢も持つ、ただ1人のルールー・アムールなんだと、改めて感じました。
最終回、もしくは、最終回前の回で、ルールーは未来に帰ってしまうのかもしれませんが、その時までは、えみると一緒に沢山の思い出を作ってほしいですね。あ、ついでに、「キミ達、とっとと結婚しろ」と言わせるような甘々な展開もお願いします。(笑)
今話の感想は、これで以上です。
そういえば、昨日28日に、劇場版の感想を書き上げました。上映開始されてから1か月近く経っており、今更ではありますが・・・。興味がある方は、こちらからどうぞ。
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