キラッとプリ☆チャン 第25話感想
- 2018/09/23
- 16:01
今話の名セリフ:「まだバレてないんだ! 今日だってこのお嬢様を騙してこれたんだ! 最後の最後まで、やってみなくちゃ分からない!」(似瀬)
「キラッとプリ☆チャン」第25話「めるが探偵やってみた!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ミラクルキラッツの3人は、みらいの家で、次の番組をどうするか企画していました。
そんな中、デザイナーズ7の1人「ミッキー二階堂」が来日したというニュースが入りました。しかし、顔が映っていません。


彼が来日した目的は明かされていませんが、スペシャル大会を開催するという情報もあるとか。ただ、彼は空港で目撃されたのを最後に姿を消したとの事です。
同じ頃、めるは、行き倒れた男を見かけます。



~ Aパート ~
少しして、めるは、ミラクルキラッツの3人をプリズムストーンに呼び出しました。あんなとさらはイベント中。
行き倒れていた男は記憶喪失なようで、どうしてここにいるのか、自分が何者なのか、思い出せないようです。そこで、めるは、彼の記憶を取り戻させようと考えていました。
手掛かりは、プリキャス。彼は、昔からそれを知っているような気がすると言います。プリチャンを配信した事があるのか? それとも、プリズムストーンショップで働いていたのか?
ミラクルキラッツの3人は、彼の記憶を取り戻させるための手伝いに呼ばれたと感じますが、そうではないようです。
「任せたいのはディス! これこれ!」

「このカフェで行き倒れさんの話を聞いている間に、色々注文したんだけど・・・、めるめる、今日お財布忘れちゃって!」


「という訳で、よろしくお願いプリーズ!」
「あっ! ちょっと、めるちゃん!」
「コラー!」
「後で返すよー!」



お会計のためだけに呼ばれたとか、みらい達哀れ・・・。いくら「可愛いは正義」とはいえ、これはちょっと・・・。まあ、今日から1週間毎日ハグしてくれたら話は別ですが。(笑)
それから少しして、あんなとさらは、ある男と対面します。
「お嬢さん方。ちょっといいかな?」



あんなは、男のヘアスタイルを見て、ミッキー二階堂なんじゃないかと感じ、男はその通りだと返します。
彼は、追いかけられたりすると自由に行動できず、あんな達のような人気プリチャンアイドルに近付く事もできないため、空港で姿を消したと言います。そして、メルティックスターをプロデュースしようと言い出しました。
あんなは、自分達がデザイナーズ7の1人にプロデュースされると聞いて、すごく喜んでいますが、さらとあんなのメイドは怪しんでいます。あんなは、そんな2人の気持ちは知らずに、男を自分の家に招き入れようとします。
「フン・・・。人のいいお嬢様だな・・・。こりゃ思ったより楽に金を引き出せそうだ・・・。」

その頃、めるは、記憶喪失の男について知っているかどうか、片っ端から聞いていました。しかし、知っている人は誰もいません。
その途中、みらい達のクラスメイトがプリチャンで配信してはどうかとアイディアを出しました。それを聞いためるは、プリチャンを配信する事に。
そして・・・、


しかし、男がちゃんと映っていないという指摘が出ますが、めるはそれを無視して、記憶探しに励みます。






「うーん・・・。知っている人、全然いない・・・。」
「というか、人にはあまり聞いていませんでしたけど・・・。」

~ Bパート ~
少しして、あんな達は家に到着。似瀬は、あんなの家の豪華さに動揺するものの、あんなとさらの歌とダンスが納得できればきちんと契約しようと、自分がミッキー二階堂であるように振舞います。
そう言われたあんなとさらは、準備のため席を外します。その直後、似瀬は、部屋を物色します。
「何だ、こりゃ? こんな物取っても、すぐに足がついちまうな、ハッ・・・。」




「い、いやあ・・・。実に素晴らしい品が揃ってますね・・・。ちょっと外の空気を吸ってきまーす!」

「すぐに戻りますので・・・。」





あんなのメイドさん、怖いっす・・・(笑)。まあ、片手でドアをぶち壊した事を思えば、不思議ではありませんが。
そして、似瀬さんは終わったな・・・。似瀬さんよ、お前が今すぐやる事は土下座して謝罪する事だ。でないと、これが焼き土下座になるかもしれないからな? 早めに謝れよ?(笑)
さらは、自分達に近付いた男は本当にミッキー二階堂なのかと、あんなに打ち明けるものの、あんなは彼がミッキー二階堂で間違いないと、まったく疑っていません。
直後、あんなとさらは、彼に歌とダンスを披露。







似瀬は、あんな達をプロデュースすると言います。
「ついては、これからの準備に必要な・・・、」
「お金でしたら・・・、これで足りまして?」
「ああ、全然大丈夫・・・。」


「あいにく、今現金は私のお小遣いしかありませんが・・・。」




「純金の私像ですわ。これでも足りないようでしたら・・・、」
「いえ・・・。大丈夫でーす・・・。」


おいおい、今この部屋にどんだけお金があるんだよ。こんなにお金があれば、おそらく一生遊んで暮らせるんだろうなあ。まあ、間違いなく「あの世で」でしょうけど。(笑)
つーか、あんなは「今現金は私のお小遣いしかありません」と言ってたけど、それでも、私の銀行預金の10倍のお金は持ってそうな気がする・・・。相変わらずがめつい感想ばっか語ってますねえ、私。(笑)
「では、これから公式発表いたしますわ!」
「は?」

「ミッキー二階堂によるメルティックスターのプロデュース! これは一大ニュースですもの!」
「え? 今から?」

「善は急げですわ! 既に会場も抑えてありますわ!」
「いつの間に!?」


似瀬さん、泥沼にハマっちゃったな。さらの哀れそうな目が、それを物語ってますね。
似瀬よ、お前はとにかく今すぐ全力で謝らなきゃ命はないと思う。それこそ、善は急げだ!(笑)
その頃、めるは、メルティックスターの緊急会見が開かれる事を知り、あんなに聞こうと考えます。
それからしばらくして・・・、
「ヤバい・・・。何でこんな事になってしまったんだ・・・。」

「お嬢様をちょっと騙してやろうと思っただけなのに・・・。」


「逃げ場もない・・・。」

さらはめるに連絡していますが、通話には応じていないようです。
似瀬は、それなら3人揃うまで会見を延期しようと言いますが、あんなは、めるはいつ来るか分からないからさっさと始めようと返し、却下しました。
そして・・・、
「ついに始まってしまった・・・。偽物だと分かるのも時間の問題だ・・・。」

ですが、ここに集まっているメディア関係者達は、この男がミッキー二階堂だと信じて疑いません。似瀬は、その言葉を聞いて・・・、
「まだバレてないんだ! 今日だってこのお嬢様を騙してこれたんだ! 最後の最後まで、やってみなくちゃ分からない!」



バカか、お前は! やってみなくちゃ分からない。それは、このアニメを象徴する良い言葉ではあるけど、残念ながら、あんなのメイドに目を付けられた時点で、お前はもう終わってるんだ・・・。
悪い事は言わん。ここで公開処刑になってでもいいから、全力で謝れ! でないと、焼き土下座待ったなしだぞ!(笑)
その直後、めるから連絡が。めるが飛び入りで会見会場に現れました。










「わ、私は・・・。そうだ! 私は・・・。私・・・。いや!」



「俺は!」









「フィーバー!」

「みんな待たせたな! 俺がミッキー二階堂だ! ベイビー!」


本物のミッキー二階堂が現れた事で大盛り上がりの会場。当然「いいね」も溜まり、メルティックスターの3人はライブできるようになりました。
という事で・・・、



「メルティックスターですわ!」

「今日のコーデは、パンクキャットコーデ!」
「レザー素材やチェーンを使ったロックスタイル!」


「さあ! メルティックスターのライブ、」
『スタート!』

曲は「COMETIC SILHOUETTE」。











「せーので、やってみた!」


『レッツパーティー! 落ちる事ない流れ星!』


「あんな!」
「める!」
「さらら!」



『いいね! スイートスイートダンシングクイーン!』






その直後・・・、
「あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!」










「キラッとルーレット!」


「いっけー! キラチケ!」


その後、あんなは、自分達をプロデュースすると近付いた男が偽物だと、ようやく気付きました。

「という事は、こちらが本物ですの!?」
「ここまで気付かないのは、さすがに心配だよ・・・。」


まったくだよ。これ、オレオレ詐欺の格好のカモじゃないか。まあ、実際にやろうものなら、一瞬のうちにカモのエサになりそうですが。(笑)
ロッキー二階堂が記憶喪失になったのは、考え事をしている時に、鳥に襲われてリーゼントが乱れ、バランスを崩して木にぶつかったためです。



その後、ロッキー二階堂は、3人にエールを送って退場。めるはアメリカでロッキー二階堂と会った事があるようですが、その経緯は、楽しくドーナツを食べながら聞く事に。

今回は、これで終了です。
次回:「おかしなイタズラやってみた!」
ミッキー二階堂主催のスペシャル大会開催が決まりました。
ミラクルキラッツとメルティックスターがエントリーする中、イタズラ動画で人気のプリチャンアイドル「おしゃまトリックス」も参加する事に。
予選で奮闘するメルティックスターですが、おしゃまトリックスにイタズラで妨害され、上手く調子が出ず・・・。

【まとめ】
デザイナーズ7の1人「ミッキー二階堂」が来日したある日、あんなは偽者に騙されそうになり、めるは記憶喪失の男と出会い、そして、その男がミッキー二階堂だと発覚し、メルティックスターの3人は彼からエールを送られました。
今話は、ドタバタギャグ回のように思え、これといってポイント立てて語る事はなし。
正直、ミッキー二階堂の偽者・似瀬が一番面白いと思いました。今話の名セリフにも、彼のセリフを選んだくらいですし。(笑)
特に、彼の言っていた「やってみなくちゃ分からない」は「いや、それをお前が言ってもなあ・・・」と大笑いしていました。本物以上にインパクトのあるキャラだったと感じています。(笑)
そんな中、めるからは、前話と同じく、「自分勝手」「自己満足」「結果オーライ」といった言葉が浮かんできました。今話はギャグ回ゆえ、大した問題要素とはなりませんでしたが、今後のストーリーで大きな問題として取り上げそうだと感じています。
自分が食べたものの会計をみらい達に任せる。視聴者目線でないプリチャン配信。記憶喪失で困っている人のペースに合わせない行動。会見会場への派手な登場。
これらの行動の数々は、今後、あんなとさらと一緒にまとまって行動する際の不安要素だと感じています。めるは自由過ぎる子で、破天荒な行動も、めるのブランド「ユニバースクイーン」が派手でゴージャスなのが特徴である事を思えば分からなくもないですが、いくら「自由」にも限度があるでしょう。そうでもないと、秩序が乱れますし。
チームに復帰したとなれば、自由過ぎるのは通用せず、あんなとさらに目線を合わせる事も大事なのですが、今後その件についてどう描いていくのか。後の大きな注目要素としたいと思います。
めるの自由さが不安要素と感じただけに、今話のめるの「キラッとチャンス」についても時期尚早だと感じました。
りんかと同じく、2回目のライブシーンでの「キラッとチャンス」でしたが、りんかの時は、デビューライブの時には出なかったのを次の回では問題点として取り上げ、心の迷いを払拭するという成長に至った事で、「キラッとチャンス」に到達できました。
それに、「キラッとチャンス」初お披露目の回でも、プリチャンライブがさらに認められる事が、「キラッとチャンス」ができる条件として述べています。
それまでとは違う、ほんのちょっとでも成長した自分を見せなければ、その境地には辿り着けないでしょう。みらい、えも、あんな、さら、りんかは5人とも、最初の「キラッとチャンス」をやった回では、それなりの成長を見せていたと感じています。
しかし、今話のめるからは成長を感じられず、「キラッとチャンス」をやった事については、「え?」の一言でした。
それに、めるがゲームに出るのは来月4日(木)。次回放映日でも、めるはまだゲームには登場しません。
ゲームでめるを使って楽しんでほしい事前アピールは次回でもできる訳であり、むしろ、ゲーム登場直前の回である次回の方が大事なんじゃないのでしょうか。成長面、販促面、両方から見ても、今話のめるの「キラッとチャンス」はちょっと早いんじゃないかと思いました。
前話、今話と、もやもやの残る内容ではありましたが、それでも、視聴打ち切りラインに引っかかるよりはマシですし、物足りなかった分、今後はたっぷり成長要素を描いてくれると期待したいもの。
今後も、みらい達の成長にしっかり目を見張っていきたいと思います。
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キラッとプリ☆チャン 第25話 めるが探偵やってみた! 聞き込み感想
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キラッとプリ☆チャン 第25話 めるが探偵やってみた!
プリティーシリーズ特有の変態。
パツキン男の行き倒れを拾った紫藤める。
記憶喪失のパツキン男を、桃山、萌黄、青葉に見せてみた。
まったく要領を得ないということで、めるめるが探偵になってパツキン男が誰なのか探してみよう。
ということで、スイーツ代を踏み倒すめるめる、後で身体ででも払いそうだ…(偏見
探偵といえば、ミルキィホームズコスです。
めるめるよく似合ってる、かわい...