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「はねバド!」感想 Part5

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 「はねバド!」第8話から第11話までの感想です。

 今回は5回目の感想記事となります。なお、前回の感想記事は、こちらからどうぞ。(7話の感想を語っています)


 まずは、第8話「私のやりたいバドミントン」。監督・コーチと選手との信頼感に焦点が当てられた話でした。

 インターハイ県予選女子シングルスは準決勝が行われ、なぎさは、6話で理子を破った石澤と対戦。逗子総合の監督・倉石は石澤に、変にショットを決めようとせず、なぎさをとにかく走らせるよう指示します。
 2話で立花コーチが言っていたように、なぎさは高身長である分、体重もあるため、足への負担も大きいです。それに、どんな厳しい打球も拾いにいく事も追い打ちをかけています。
 相手の痛いところを徹底して叩くのが、勝負の鉄則。となれば、なぎさを徹底的に走らせ、足への負担を大きくさせるのが、より勝率を上げられるでしょう。

 しかし、それは、自分にとってやりたいバドミントンではない。石澤は1セット目の中盤からそう感じ始めました。そして、石澤が11点目を先取してインターバルに入った時の立花コーチと倉石監督がそれぞれにかけた言葉が、その後の明暗を分けました。
 まず、倉石監督は、石澤が11点目を取った時のラリーでなぎさを走らせず、スマッシュを決めた事に不満を感じ、指示通りに動けと脅すようにして言います。一方、立花コーチは、具体的な指示は出さず、自分のやり方でラリーを修正するようアドバイス。

 その後、なぎさは持ち前の強打で主導権を握りました。一方、石澤は、監督の掛け声がヤジのように浴びせられ、単純なミスが増えてしまいます。
 自分を見失った石澤。ですが・・・、
「望、全力で来なよ! 眼中ない訳ないだろ・・・。あたしは全力で望を倒す・・・。全国をかけて!」
    
   

 ここから、石澤は、監督の指示を無視して、自分のやりたいバドミントンをやるようになりました。それまでとは違った活き活きとしたプレーを展開します。
    
   
 試合の行方はファイナルセットまでもつれ、なぎさが勝利。石澤は敗れはしたものの、楽しかったと悔いはありません。

 試合が終わってからしばらくして、倉石監督は立花コーチと握手。
「負けたのは石澤じゃなくて、私だ・・・。見えちまうんですよ・・・。子供達を見てると、どうしてもセオリーってやつが・・・。」
   

 監督やコーチは、選手よりも長くスポーツに携わっている身分。それゆえ、勝つための方法は選手以上に知っている事でしょう。言われたとおりにすれば勝てる。そう思う気持ちも分からなくはありません。
 しかし、勝つ事が絶対ではありません。どんなスポーツでも勝てば楽しいでしょうけど、そのために、卑怯な事をしたり、自分のやりたくないプレーをやったとしても、得られるものは少ないでしょう。たとえ負けたとしても自分らしいプレーで堂々と。それがスポーツのあるべき姿ですよね。
 監督やコーチは基本、選手を見守り、尊重し、選手が困った時にアドバイスするのがちょうどいいのでしょうね。近日、スポーツ界では監督やコーチなどのパワハラが大きく取り上げられているだけに、監督・コーチのあるべき姿を示していた良い1話だったと思います。

 なぎさが決勝で戦うのは綾乃。その綾乃の準決勝の試合は、綾乃が相手を動かし続けているうちに、相手が足をつるという事態に。
   
 相手選手の監督は中断をかけますが、綾乃は勝利のサインをしようとします。相手はまだできると言うものの・・・、
「続ける意味なくない? もう勝ち目ないじゃん。」
    

 という事で、途中棄権で勝ち。ちなみに、原作は、こんな勝ち方はしていません。大差で勝っており、試合描写もありません。
 綾乃は原作よりも、怖さを見せる天才と化していますね。むしろ、凶悪さを見せていると言った方が正しいでしょうか。母・有千夏に会いたい気持ちの有無が大きな違いになっているのでしょうね。


 8話の感想はここまで。ここからは、第9話「なりたいのは”友達”じゃない」の感想に入ります。ちなみに、この回は、アニメオリジナルの話となっています。

 インターハイ県予選の決勝は、綾乃となぎさの対戦となりましたが、決勝戦までまだ日にちがあります。っていうか、準決勝が終わってから、決勝たった1試合を行うまでに長く日を空けるのってどうなんでしょう? なんか違和感が・・・。
 そんなある日・・・、
   
「決着をつけに来たよ、綾乃。」
   

 コニーがやって来ました。それも、志波姫の付き添いで。
 ただ、コニーのいる位置は・・・、
「見え・・・。」
「何が?」
   
    
「もう! バカー!」
「案外可愛いの履いてる・・・。」
    

 まあ、そういう事です(笑)。これが深夜アニメのノリってやつですかね。原作でもやりそうですけど。

 試合をしに来たというコニーですが、本当の目的はそうではないようで?
 志波姫は、綾乃とコニーをある場所に連れて行きます。エレナもついて行きました。
 綾乃達が来た先は・・・、
    
    
 綾乃がお気に入りのマスコット「ほえほえ」がいるアミューズメント施設。こんなキモいのに目を光らせるとか、よう分からん。(笑)
 その後、UFOキャッチャーで、ほえほえリュックをゲットしちゃったり、コスプレを楽しんだりしました。
   
    
    
 あれ? 私、見るアニメ間違えたか? 5話のコニーと綾乃との間のギスギス感とか、7話、8話の綾乃の非情なバドミントンを見ると、どうもそう感じちゃうぜ。(笑)

 それからしばらくして、コニーは本題を切り出します。
「私達3人で家族になろうよ・・・。ママと私と綾乃で・・・、一緒に暮らそう!」
   

 そう言われた綾乃は、寄りたい所があると言います。

 その後、綾乃達はバドミントンコートに。綾乃はコニーと打ち合う事になりました。
 しかし・・・、
    
   
 綾乃には楽しく打ち合う気などさらさらなく、大会の時の非情なバドミントンを見せつける事に。
「どうして・・・。」
「無理だよ。」
   
「3人で家族になるなんてさ・・・。今度は、私がお母さんを捨てるんだから・・・。」
    

 主人公がしていい顔じゃねぇ。(笑)
 3人で家族になる。有千夏と出会うまでは孤児で1人ぼっちだったコニーにとって、家族として過ごす事はすごく幸せな事でしょう。
 だけど、実の娘である綾乃からすれば、たまったものじゃないでしょうね。勝手に家を出て、見知らぬ少女を実子のように育てて仲良く過ごしていたとなれば、そのショックは大きいと思いますし、母に憤りを感じるんじゃないかと思います。

 有千夏が家を出た時の綾乃は中学生。まだまだ親の保護が必要な時期でしょう。
 綾乃のライバルを作るために家を出た事は悪くはないと思います。
 でも、まずは、綾乃に一言声をかけるべきではなかったのでしょうか。それも、家を出た時、綾乃は体調を崩していたとなれば、尚更でしょう。祖父母がいるから安心なんて問題ではないような気がします。

 この回のラストでは、家で母娘再会となりましたが、2人が分かり合う時は来るのか? 現時点で、残り話数はわずか2話となり、2人の関係の決着にますます目が離せなくなってきました。

 一方、綾乃と親しくなれなかったコニーは、宮城に帰ると・・・、
    
   
 「家族」同然のフレ女部員達が温かく迎えてくれました。
 やっぱり、人との繋がりって良いですよね。コニーは、4話、5話では、仲間なんていらないと原作とは違うギスギス感を見せていたものの、この話で原作に落ち着いたように思います。


 9話の感想は、これで以上です。続いて、第10話「バックハンドの握りはこう」の感想。
 この回も、アニメオリジナルの話でした。北小町高校バドミントン部では2人しかいない男子部員がメインの話で、「男子部員が主体って何事?」とは思ったものの、深く考えさせてくれるところもあった良い話だったと感じています。

 北小町高校バド部の男子部員は「葉山行輝」(はやまゆきてる)と「伊勢原学」(いせはらがく)の2人。2人とも3年生で、学は空の兄です。
    こちらは、葉山行輝
    こちらは、伊勢原学

 性格は対照的で、葉山は明るく活発なのに対し、伊勢原はクールで寡黙なタイプです。また、バドミントンについても、葉山は努力タイプ、伊勢原は才能タイプとして描かれていました。
 それゆえか、この回では特に、葉山の方に重きを置いていたように思います。

 葉山はインターハイ県予選の1回戦で、昨年の県予選ベスト4と対戦。葉山にとっては強い相手で、序盤では3点連取と優位に進めたものの、相手の打球がアウトになったかどうかのジャッジミスから、流れをひっくり返されてしまいます。
 そんな葉山を見た悠は、試合を見るのをやめて、1人で悲しみます。というのは、悠は、練習が終わって夜になっても1人で練習していたのを見ていたから。
    
 葉山は人一倍頑張っているのに報われない。だから、悠は悲しく感じているのでしょう。
 それに、葉山は伊勢原よりも先にバドミントンを先に始め、伊勢原がバドミントンを始めた頃はバックハンドの握りなど色々な事を教えていましたが、伊勢原は才能を開花していき、いつしか技能は伊勢原の方が上回りました。

 バドミントンに限らず、どのスポーツでも、技術の習熟度は人それぞれ。沢山頑張っても思ったほど上達しない人もいれば、わずか短期間でメキメキ才能を伸ばす人もいるでしょう。
 さらに、勝負は時の運。いくら沢山練習したからといって必ず勝てるとは限りませんし、その努力がなかなか報われないのは、すごく辛い事だと思います。

 しかし、大事なのは「楽しむ」事なんでしょうね。葉山はファイナルセットにいく事なく敗れましたが、最後の元気良いあいさつから、それを感じましたし、大学に入ってもバドミントンを続けたいと言っていた事や、試合に負けた夜も練習していた事からも感じました。
 スポーツは勝てば楽しいけど、勝つ事がすべてではありません。「好き」だと思って楽しむ事が大事であって、「試合で負けても、楽しければ勝ち!」というのが、この回のポイントのように思いました。
 アニメ公式ホームページのキャラクター紹介に載っていないキャラが主体の話でしたが、なかなか面白い話でした。


 10話の感想は、ここまで。最後に、第11話「バドミントンが好きだから」の感想に入ります。
 この回でようやく、綾乃となぎさの決勝戦が開始。なぎさが持ち前の強打を抑えつつ、長いラリーで2点を先取するという、原作通りの静かな立ち上がりとなりました。
 
 この回は、これといって深く語る事はなし。なぎさにとっては因縁の相手なだけに、この意識にかける気持ちは高く、あの時の弱かった自分に勝つと、楽しむ気持ちで試合に臨みます。
 その一方で、綾乃は試合前、他の部員から応援されても、応援されたから強くなる訳じゃない、なぎさは応援されたら強くなるだろうからなぎさを応援してあげてと、敵を作るような発言。また、前夜母が言っていた「バドミントンが好きだから」という言葉にも嫌気を感じています。

 綾乃は本当にバドミントンが好きなのか? 楽しいのか? この回では、そのような疑問を提起していたように思います。
 原作通りに展開されるのであれば、なぎさとの戦いで、綾乃はバドミントンをやる事の楽しさを見出すと思うのですが、果たしてどうなるのか? もしかしたら、勝敗が変わる可能性も? 残り2話もしっかり見ていきたいと思います。
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