キラキラ☆プリキュアアラモード 第36話感想
- 2017/10/16
- 22:25

「キラキラ☆プリキュアアラモード」第36話「いちかとあきら! いちご坂大運動会!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日もキラキラパティスリーは忙しく、いちかは疲れ気味で帰路についていました。あきらも一緒です。
その途中、いちかの父・源一郎と、町内会長、副会長が声をかけてきました。

彼らは、年に1度の大勝負の日が来たと言います。そして、あきらがスポーツ万能である事から・・・、

「我々の救世主になって下さい!」
『お願いします!』


大人達の土下座に戸惑うあきら。「年に1度の大勝負の日」とは何なのか?
それは、町内会対抗いちご坂大運動会。いちかも、力を貸してほしいとお願いします。
今回のオープニングは、今月28日(土)上映開始となる劇場版の告知バージョン。上映開始までもう2週間ないとか、時が経つのは早いですね。
ここの部分の感想は、語ると長くなりますので、最後に回します。
~ Aパート ~
敵のアジトでは、ディアブルが、前話の戦いで負ったダメージを癒していました。
後日、あきらは、妹・みくのいる病院に来ていました。みくは、あきらがすべての種目に出ると聞いて、大喜び。
運動会は、中いちご坂チーム、西いちご坂チーム、東いちご坂チーム、商店街チームの4つに分かれており、あきらといちかは中いちご坂チーム、ゆかりは西いちご坂チーム、ひまりは東いちご坂チーム、シエルは商店街チームの一員として参加します。

あおいは町内会に入ってないため、参加できませんが、応援には来るようです。それを聞いたみくは、自分も行くと言い出しました。
しかし、近くにいた看護婦がダメだと言います。それは、熱があるから。
あきらも、それを確認し、休むよう言います。みくは不満げですが・・・、
「返事は?」
「はい・・・。」
「よしよし。よくできました!」


その夜、いちかの家では・・・、


これは、綱引きの練習。しかし、いちかは、父が暑苦しいからと、すぐにやめました。
少しして、いちかがベランダで溜息をついていた時、あきらを見かけました。いちかは、明日は一緒に頑張ろうと声をかけ、部屋に戻ります。
その直後・・・、

同じ頃、敵のアジトでも・・・、

翌日、いちご坂大運動会が行われました。スイーツの出店もあり、キラキラパティスリーも出ています。








店は、交代制でやっていきますが、あきらは、競技に集中したいため、自分はパスさせてほしいと言いました。
その直後・・・、
「あいにく・・・、勝つのは、我々チーム立神コンツェルンです!」


どうやら、今年から参加が認められたようです。となれば、あおいも競技に出られます。
そして、いちご坂大運動会が始まりました。


最初の競技は、これ。

結果は、あきらが一着でゴール。



次の競技は・・・、



これも、あきらが一着でゴール。

次の競技は・・・、

5つのチョコレートのうち、カカオ89%のチョコレートを当てるもの。分かったら、解答ボタンを押して解答します。


シエルは、簡単な問題だと、解答ボタンを押しに行きますが・・・、


あきらは正答を答え、この競技も、あきらの勝利。

ちょっと待って。これって、運動会関係ある? まあ、嫁がそれなりに活躍したし、別にいいか。(笑)
そんな中、ペコリンは、運動会は楽しそうで、自分もやりたいと言い出しました。そこで、いちかは、キラキラルクリーマーを取り出し・・・、



クリスタルアニマルと一緒に遊ばせました。
一方、運動会の方は、ハードル競争に入っていました。この競技には、あおいも出場。




あきらとあおいの拮抗した勝負の中、勝ったのは・・・、


午前中の競技があらかた終わり、昼食の時間となりました。源一郎達はあきらに、豪華な食事を用意しました。

いちかは、これは多過ぎて迷惑だと注意。源一郎達は反省し、午後も頑張ってと言い残しました。
ですが・・・、

いちかは、あきらを心配しますが、あきらは、顔を洗ってくると場を離れます。
その直後、ペコリンが、大変だと、いちかに声をかけました。何が大変なのかというと・・・、

「これって・・・。もしかして・・・。」


~ Bパート ~
あきらは、建物の影で休んでいました。そこに、いちかが声をかけてきました。
いちかは、具合が悪いんじゃないかと指摘します。あきらは、沢山動いたからだと言いますが・・・、
「チッチッチ! 名探偵いちかの目はごまかせませんぞ!」

「1つ! 昨日、あきらさんは、風邪をひいたみくちゃんに会っていました。」

「2つ! クリスタルアニマルがグッタリしていました。」

そして、3つ目は、交代制の店当番をパスさせてほしいと言った事。
「あの言葉、違和感がありました! いつものあきらさんなら、みんなが断っても、お店を手伝うって言いますよね?」


すげー・・・。過去作と比べてギャグ顔が多い主人公なだけに、洞察力なめてました。どっかの「安らぎの緑の大地」さんも見習ってほしいですのう。(笑)
「ごめんなさい・・・。気を遣って、言い出せなかったんですよね・・・?」

「それ、違うよ。」
「え?」

「私が・・・、頑張りたかったんだ。」

「私、1人でお祖母ちゃんの家に引っ越してきたでしょ? 家族から離れるのは、やっぱり心細い時もあって・・・。」


「隣の賑やかな声に、笑顔をもらったり・・・。」



「近所の人に優しくしてもらったり・・・。」



「おかげで、毎日楽しかった! そのお返しがしたかったんだ! だから、精一杯頑張ろうと思って。」
「あきらさん・・・。」


「私なら大丈夫!」
「ダメです!」
「え?」

「気持ちは嬉しいです・・・。でも! 無理しちゃダメです!」
「いちかちゃん・・・。」


「みんなが笑顔で盛り上がるのが一番ですから! 後は、私達に任せて!」

「お返事は?」
「フフッ。分かりました!」


「よーし! よくできました!」


事情を知った中いちご坂チームのメンバーは、あきらの分まで頑張ろうと意気込みます。
そして・・・、






あおい達は応援に精を出し、運動会を盛り上げます。

騎馬戦では、ゆかりが飛び入り参加。
「あきらの分まで盛り上げるわよ!」


「みんな・・・、すごい・・・。」

シエルとひまりは、特製のホットチョコレートを差し出しました。風邪にも効きます。

「シエルちゃん・・・。ひまりちゃん・・・。」











「お祖母ちゃん。私、お祖母ちゃん家に引っ越してきて、良かった・・・。いちご坂に引っ越してきて、みんなと出会えて・・・、本当に良かった・・・。」






「そうだねえ・・・。」

あきらが笑顔になったのに合わせて、犬のクリスタルアニマルも元気になりました。

しかし、そこに、何者かが現れました。

そいつは、スイーツや人々からキラキラルを吸い寄せていきます。そして、人々の心は荒み、気を失っていきました。




こいつは、ディアブル。闇の力で強くなり、姿が変わりました。
あきらは、ディアブルを追い払おうと言います。
「無理しないで下さい!」
「いや! 私も守りたいんだ! 街中が1つになった、笑顔の1日を!」


そして、6人は変身します。
ディアブルの攻撃を受けたプリキュア達は、身体の一部が闇に染まります。

この闇のせいで、プリキュア達は身動きがとれなくなります。そこに、ディアブルが追撃してきましたが、ホイップが守りました。

「頑張ってくれたんだ! 風邪をひいてても、あきらさんは・・・、あんなに頑張ってくれたんだ!」


「だから・・・、私だって、闇ぐらい何だー!」

「ホイップの言う通りだ!」
「私達も頑張らなきゃ!」
「みんな・・・。そうだね。倒れてる場合じゃない!」

そして、ショコラ達も力を込めて、闇を払いました。その後は、連携攻撃で、ディアブルを追い詰めます。
すぐに、アニマルゴーランドを放ち、ディアブルを撃退しました。
敵のアジトに戻ったディアブルは、闇の力を蓄えて強くなろうとしますが・・・、
「その力、俺がもらう!」


運動会が終わった翌日、キラキラパティスリーでは、ひまり、あおい、ゆかり、シエルがスイーツを作っていました。運動会は、いちかとあきらのいる中いちご坂チームが優勝したとか。
いちかとあきらは、どうしたのか?
いちかは風邪をひいて、自宅で療養していました。

あきらは、看病をしていました。
「お気遣いなく・・・。」


「うん。熱は大した事ないね。」


「い、いちかちゃん? 大丈夫?」
「身体が熱いです・・・。」

アカン・・・。6話視聴時のニヤニヤが蘇ってきた・・・。いやー、天然ジゴロって怖いね!(笑)
今回は、これで終了です。
次回:「サリュー! シエル、フランスへ去るぅー!?」
明日はハロウィン。キラキラパティスリーでシエルがスイーツを作っていると、「ソレーヌ」という女性がやって来ました。
彼女は、シエルがパリにいた時のお店のオーナーで、シエルを天才パティシエへと育てた人物。ソレーヌは、いちご坂町はシエルにふさわしくないと言い、シエルをパリへ連れて帰ろうとします。
シエルは、フランスへ行ってしまうのか?
次回予告直後も劇場版の宣伝がありましたが、こちらも後述します。
【まとめ】
いちご坂大運動会が行われ、普段から優しく接してくれている街の人達のためにあきらは頑張り、途中体調を崩したあきらのために皆も頑張り、盛り上がった運動会となりました。
やはり、あきらは「幸せの王子」ですね。
それも、ただの「幸せの王子」ではありません。「『幸せな』幸せの王子」だと思いますね。
幸せの王子。前のあきらメイン回である30話でも述べたように、それは、街の人達に献身しながらも、何の見返りもなく、最後は鉛の心臓だけとなり、廃棄されるという悲惨な最期を迎えます。
あきらは、後先考えず、皆の笑顔のために頑張っている事が多いです。今話も、街の人達に恩返ししたいと体調を考えずに張り切っており、どこか「幸せの王子」のように見えます。
ですが、誰かの優しさを優しさで返すのが、人間の基本。
いつも皆の笑顔のために頑張っているあきらが困っていたら、皆で助け合う。それは、自然発生的なものであり、あきらは、「幸せの王子」のバッドエンドを避け、「『幸せな』幸せの王子」のように感じますね。
30話でもそう感じさせるシーンはありましたが、今回は、その部分により焦点を当てて、人の優しさを大いに感じさせる話だったと思います。
それゆえ、沢山の人が支え合う「愛」の連鎖「ラブリンク」の素晴らしさを、30話よりも感じ取れたと思いますね。
思えば、ここ最近の話は、守り守られる事の大切さを伝えているようなものが続いているように思います。前々話ですと、ゆかりと妖精達&猫達との関係性、前話ですと、ひまりとあおいの関係性がそうですかね。
「ラブリンク」が「無」を「有」にしていくように、「エンプティフード」と言われる事もあるスイーツも、人々の栄養を満たす価値あるものへと昇華させている、と言いたいように私は感じています。考え過ぎかもしれませんが。(汗)
さて、次回は、劇場版との連動話。映画館で劇場版を鑑賞する予定ですので、次回の視聴で劇場版鑑賞意欲を上げていきたいと思います。
本編の感想は、これで終わりです。
ここからは、後回しにした、劇場版告知バージョンオープニングなどの感想です。




劇場版の舞台は、フランスのパリ。

前作メインキャラのみらい&リコも登場!? 声の出演もありそうで、ワクワクもんだぁ!(みらいのマネすんな(笑))




シエルはスイーツを作るも、絶不調。こんな時でも笑顔なゆかりは、やはり大物だと思います。(笑)





何、この可愛い生き物。お持ち帰りしてぇ・・・。何度目でしょうね、こんな事書くの。(笑)

次回予告直後には、歌舞伎俳優の尾上松也さんが出演。彼は、シエルがパリに修行に行っていた時の師匠である「シャン=ピエール・ジルベルスタイン」役を演じます。
また、次回でも、ジャン=ピエール役として登場します。どう演じるか注目したいですね。
先述の通り、今回の劇場版も見に行くつもりです。
感想も書く予定でいます。来月5日が放映休止ですので、それを利用して、早いうちに書き上げたいですね。
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