魔法つかいプリキュア! 第38話感想
- 2016/10/24
- 20:17

「魔法つかいプリキュア!」第38話「甘い? 甘くない? 魔法のかぼちゃ祭り!」の感想です。
~ オープニング前 ~
開始早々、腹の虫が鳴り、苦悶の表情を浮かべることは。



が、みらいとリコが制止。今日はお祭りがあるようで、ことはは、沢山お菓子を食べるために、お昼ご飯を抜いたそうです。
お菓子を沢山食べられると聞いて、胸を躍らせる、みらい、ことは、モフルン。
「モフルンは、クッキーをいっぱい食べたいモフ!」
「私は、お菓子の家がいいな!」




しかし、その一方で、リコは・・・、
「残念だけど・・・、そんなに甘いお祭りじゃないのよ!」

今回も、オープニングは劇場告知バージョンでした。キャプチャー画像は、最後に載せます。
~ Aパート ~
今日はお祭りですので、魔法商店街も賑わっていました。




そして、まさかのミップル&メップル! プリキュアシリーズの初作「ふたりはプリキュア」から視聴している方にとっては、たまらない1シーンだったでしょうね。
3話や16話に出てきたフランソワによれば、マユは、魔法界の出身との事。マユがこの話を聞くと、口止めするよう、みらいとリコに求めます。


マユは、お祭りの司会進行役。校長は、解説を務めるとの事です。お祭りに解説とは、どういう事なのか?
校長は、そろそろ「カボチャ鳥」が現れる時間だと言います。「カボチャ鳥」とは何なのか?
リコが説明しようとしたところ、カボチャのオブジェが震えました。さらに、羽も生え、飛び立ちました。


これは、どういう祭りなのか? まず、「カボチャ鳥」というのは、1年に1度、魔法界に現れ、騒ぎを起こして去っていく謎の鳥だそうです。
今まで、多くの人が「カボチャ鳥」を捕まえようとしましたが、成功したのは、はるか昔に1人だけとの事。



なぜなら、カボチャ鳥を捕まえると、金の卵を手に入れられるから。金の卵には、至上最高の喜びが入っているという言い伝えがあるそうです。
そんな中、フランソワは、金のタマゴを手に入れたら、世界一の美人になれると力説。



カボチャ鳥は、様々な魔法を跳ね返すとの事。ですので、身体を使って捕まえる必要がありますが、だからといって、傷付けてはいけません。
そこで、フランソワは、釣り糸の先を吸盤にした物を使って、カボチャ鳥を捕まえようとしました。すぐに、カボチャ鳥に吸盤をくっつける事に成功。
しかし、カボチャ鳥に引っ張られてしまい、お菓子の弾を受けました。しかし、ホウキに当たったため、まだ脱落はしていません。


みらい達3人とジュン、エミリー、ケイも、カボチャ鳥を捕まえようと気合を入れます。ことはは、魔法を使って、大きな網を2つ出しました。


その直後、みらいとジュンは網でカボチャ鳥を捕まえようとしますが、空振り。反撃で、ジュンのホウキがお菓子に。

そんな中、チクルンは、プリキュアが魔法商店街に来ている事を報告していました。オルーバは、引き続きプリキュアをスパイするよう言います。
しかし、シャーキンスは、プリキュアの事を探ったって意味がないと、出撃しました。
チクルンは、プリキュアと接触を図ろうとしましたが、空から落ちてきたことはと衝突。なかなかカボチャ鳥を捕まえられません。



そして、目を回すカボチャ鳥。


これで、無事なのは、みらい、リコ、ことはの3人だけに。少しして、3人は、森に来ました。
カボチャ鳥は一体どこに行ったのか? みらいは、ことはに聞きますが、返事がありません。さらに、腹の虫が。
「お腹減った・・・。」
「うん、もう少しガマンしよう・・・。」

モフルンは、さっきケイがカボチャ鳥を捕まえた時に怖い顔になったのを思い出します。捕まえられそうになったら、嫌な顔をするものですが、本当にそれだけなのか?
モフルンがそう考えていると、みらい達は、雲が動いているのを目にしました。みらいは、これがカボチャ鳥だと感じて、網を振るいます。
ですが、みらいが捕まえたのは、カボチャ鳥ではなく、シャーキンス。



~ Bパート ~
シャーキンスは網を吹き飛ばし、プリキュアから来るとは好都合だと言います。
「どこなの! カボチャ鳥はどこに隠したの!」


「はーちゃん?」
「お腹ペコペコなの! 早くカボチャ鳥を捕まえなくっちゃいけないの!」

その直後、ことはは、カボチャ鳥を目にし、勢いよく近付きますが、お菓子の弾を食らってしまいます。と言っても、帽子がパフェに変わっただけですが。

「お前達とて、力づくであの生き物を捕えようとしたであろう?」

「わ、私達は、あくまでお祭りとして追いかけてて・・・。」

「え?」
「カボチャ鳥さんが怖い顔をしてたモフ。追い回されて嫌だったのかもしれないモフ・・・。」
「そんな・・・。」


「ずっと笑ってる顔だから分からなかったけど、実は辛かったのかしら・・・?」


ったく、空気読めねーな、このシャーキンスは。これは、ネタキャラというより、クズキャラですわ。(笑)
みらい達はプリキュアに変身します。ミラクルとマジカルは、トパーズスタイルに。
バトルスタート。フェリーチェは、ピンクトルマリンのリンクルストーンを使ってバリアを張り、ドンヨクバールの攻撃を防ぎます。
その間に、ミラクルとマジカルが攻撃しようとしますが、ドンヨクバールの攻撃を受けて、押し返されます。
一方、モフルンとチクルンは、カボチャ鳥の元に。カボチャ鳥は、どこか痛そうな表情を浮かべていましたが、どこもケガはしてません。
直後、モフルンは、ある事を思い付き、カボチャ鳥の口の中に入りました。すると、モフルンは、何かを発見。
その頃、フェリーチェは、動きが鈍っていました。フェリーチェは、さっきシャーキンスに言われた事を気にしていました。
「私、お菓子や金の卵の事ばかり考えていました・・・。カボチャ鳥が嫌がっているかどうかなんて構わず、追いかけまわしてたんです・・・。」

「私達も同じよ・・・。浮かれ過ぎていたわね・・・。」



ドンヨクバールはその隙を見逃さず、ミラクルとマジカルを捕縛。フェリーチェは2人を助けようと攻撃するものの、フェリーチェも捕縛されてしまいます。


じゃあ、怖い表情になっていたのは、なぜなのか? それは、虫歯があったから。ケイが触ったところも、虫歯の部分でした。





その後、ことははカボチャ鳥に、自分達を助けてくれた事にお礼を言いました。カボチャ鳥も、虫歯を抜いてくれたお礼だと返します。
直後、校長とマユが現れ、モフルンがカボチャ鳥を捕まえたものとして認定されました。そして、金の卵が出現。
少しして、モフルンは、マユから王冠を与えられ、祝福されます。

「3人もナシマホウ界で暮らしているんだってね。お互い、頑張りましょう!」
『はい!』



そして、卵の中から木が出てきました。




「あ、そっか。ハロウィンだったら、本物の魔法使いが来たって、分からないかも!」


今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、劇場版のテーマソングで、今回のゲスト声優・渡辺麻友が歌い手を務める「正しい魔法の使い方」が流れました。
映像も、劇場告知バージョンでした。キャプチャー画像については、最後に回します。
次回:「今日はハロウィン! み~んな笑顔になぁれ!」
皆で仮装を楽しむハロウィンの日なら、本物の魔法使いがいてもおかしくないと、魔法学校の皆がハロウィンを体験するために、ナシマホウ界にやって来ました。
みらいはモフルン、リコは黒ネコ、ことはユニコーン、モフルンはプリキュアの仮装をして、ハロウィンを楽しみました。また、クラスメイトの壮太と生徒会長のゆうとが、クレープ屋の屋台をしていると聞いて、お手伝いをする事に。
しかし、そんな楽しい雰囲気の中、ベニーギョが現れて・・・。
今回のエンドカードも、劇場告知バージョン。こちらも、紹介は最後に。
【まとめ】
魔法界でカボチャ鳥祭りが行われ、みらい達は祭りを思いっきり楽しみました。
さて、今は10月下旬。ハロウィンシーズンです。
となれば、メイン視聴層の未就学女児達が通う幼稚園や保育園でも、ハロウィンパーティーが行われている事でしょう。今回の話は、パーティーを楽しむためのポイントを提示していたんじゃないかと思いますね。それも、AパートとBパートでは、違うポイントを挙げていたように思います。
まず、Aパートでは「みんなで仲良く楽しもう!」でしょう。
これは、カボチャ鳥を、みらい達3人と、ジュン、エミリー、ケイの3人で力を合わせて捕まえようとしたところから感じた事です。1人でカボチャ鳥を捕まえて、1人だけ手柄を味わうよりも、皆で頑張って成果を上げて、そのご褒美を皆で分け合った方が、より幸せになれる。それが「プリキュア」らしくて良いですよね。
これは、幼稚園や保育園のハロウィンパーティーでも同じ事でしょう。
パーティーによっては、子供達にお菓子を配るイベントがあると思いますが、その時に、誰かがお菓子を多く取っていってしまう事もあるでしょう。そうなったら、取るお菓子が少なくなってしまう子が出てきてしまい、ケンカになる恐れだってあります。楽しむべきパーティーが楽しめなくなってしまうのは、もったいない話です。
そうならないためにも、仲良く均等に分け合うのは大事ですよね。そうすれば、ケンカになるリスクは避けられるでしょうし、幸せにパーティーを終えられる可能性も高くなるでしょうね。
続いて、Bパートでは、バトルシーンでミラクル達が考え込んでいた、「相手の気持ちも考えよう!」がポイントでしょう。
パーティーは楽しいものではありますが、全員がそうだとは限りません。ハロウィンが苦手な子だっているでしょう。
たとえば、カボチャが嫌いだから、ハロウィンも嫌いって子もいるでしょうし、パーティーの演劇で、自分のやりたい役がやれず、パーティーに出たくないと言い出す子もいると思います。
先述の通り、皆で仲良くパーティーを楽しむ事は大事なだけに、そういう子達を無視して、パーティーを行う訳にはいかないでしょう。そういう子達に寄り添って、その子達の気持ちを知る必要もあるでしょうね。
と言っても、子供達では、それを察しにくいもの。となれば、幼稚園や保育園の先生達や親御さん達の出番。彼らがしっかり気を配って、ハロウィンが苦手な子も楽しめるような知恵を出せれば良いでしょうね。
お菓子を食べた後の歯磨きシーンも出したあたり、今回は、教育的側面の濃い話で、なかなか良かったと思います。
今回も、前話同様、リンクルストーンの精霊がレインボーキャリッジに入らず、物語的には捨て回ではありましたが、皆で悔いのない楽しい「今」を過ごす、という観点では面白かったと思いますし、特に、精神的に幼いことはの可愛い表情が多かった分、前話以上に楽しかったと感じています。
あと、今回のゲスト声優・渡辺麻友こと、まゆゆについても、かなり楽しめました。欲を言えば、もうちょっと色んな表情をさせてほしかったと感じていますが、出番は割と多くあって、それなりに可愛さを堪能できたのは良かったです。
そういえば、まゆゆといえば、ダイヤスタイル・ミラクルのコスプレ姿「キュアまゆゆ」が前話放映前からネット上に出回っていますが、そのクオリティがすごいです。ダイヤスタイル・ミラクルは、お人形のような可愛さが特徴ですが、それが見事に表現されていて、驚きました。
ちなみに、今月行われた「じゃんけん大会」には、この「キュアまゆゆ」で出ていました(結果は1回戦負けでしたが)。ネットでは、称賛の声が多く上がっています。気になる方は、こちらの記事をどうぞ。
まとめ部分は、これで以上です。
最後に、劇場版関連のキャプチャー画像を載せていきます。
まずは、オープニングから。










続いて、エンディング。

















やはり、チビキャラのミラクルがチョコチョコ動く姿は可愛いですね。映画館で、更なる感動を味わいたいものです。
最後に、今回のエンドカード。

プレゼントの対象は、中学生以下の子供達ですので、当然、私はもらえません。もし、映画館の係員が誤って渡してきたら、丁重にお返しします。映画を見たくても見に行けない人からは、「何てもったいない!」と思われそうですが、気にしません。(笑)
劇場版の上映開始日は、今週末29日。
私は、この日に見に行きます! 来月6日は放映休止な分、劇場版感想の執筆にガッツリ時間に充てられ、来月前半には投稿できそうな気がしていますので、早いうちに見ておきたいところ。
そういえば、プリキュア映画を上映開始日初日に見るのは、今回が初めてです。ですので、鑑賞客がどれだけ多いのか、すごく気になりますね。まあ、その分、席選びは、いつも以上に慎重に考える必要がありそうですが・・・。(笑)
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