Go!プリンセスプリキュア 第48話感想
- 2016/01/18
- 09:13
「Go!プリンセスプリキュア」第48話「迫る絶望・・・! 絶体絶命のプリンセス!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。
ノーブル学園に雷が轟き、上空からは絶望のツタが出現。すぐに、校舎がツタで覆われます。
ちょうどその時、はるか達が学園に戻って来ました。
~ Aパート ~
「夢に満ちた愚かな世界・・・。この世界はこれより、我が物となり、お前達の夢は絶望に変わり、すべて私の力となるのだ・・・。」
はるか達は、そうはさせないと、ディスピアの元に向かおうとしますが、他の生徒達に、危険だと止められてしまいます。

さっきから、らんこは、撮影って何だよ。こんな危険でバカな撮影があってたまるか! もう最終決戦だというのに、相変わらず視聴者を笑わせてくれるらんこは、ある意味すごいと思います。(笑)
このままでは、プリキュアに変身できません。しかし、その間にも、ディスピアの絶望の力は強くなっていきます。
そんな状況を見て、はるか達は前へ歩みます。そして・・・、
「みんな、いこう!」
『ええ!』
という事で、はるか達は変身。はるか達がプリキュアだった事に、生徒達は驚きます。

フローラ達は、ディスピアの元に向かいます。
さらに、カナタや妖精達も同行。パフ達がしゃべったり飛んだりしている事に、れいこ達は驚きます。
そんな中、フローラ達の無事を祈るゆい。そんなゆいを見たゆうき達は、事情を知っている事を察し、真実を話してほしいと言います。
ゆいは、はるか達プリンセスプリキュアは皆の夢を守るために戦っていると説明します。
一方、ディスピアはクローズに、プリキュアの進攻を止めるよう指示。また、あるものを差し出します。

そんな中、フローラ達は何の邪魔も入らず、ディスピアの元に向かっていましたが、少しして、ストップとフリーズが攻撃してきました。
ここは、カナタとミス・シャムールが相手し、フローラ達をディスピアの元に向かわせます。
「お前達に、」
「何ができる?」
「僕達でも!」
「足止めくらいなら!」

その後、フローラ達はクローズと対面。クローズはロックに、フローラ達に攻撃を指示します。
ロックは、30話でフローラ達に倒されたものの、本体の一部を絶望の力を使って蘇らせたようです。
フローラ達は、リィストルビヨン、フローズンリップル、ミーティアハミング、スカーレットフレイムを放ちますが、ロックはかき消します。すぐさま反撃が来ましたが、トゥインクルがバリアを張ります。
「守るんだね・・・。ディスピア様を、ボクが守る・・・。」
ロックがそう言うと、攻撃が強まり、バリアが破壊され、フローラ達は吹き飛ばされます。
ロックの言葉に、フローラ達は違和感を感じます。それは、30話で戦った時は、ディスピアのしもべじゃないと言っていたから。ロックはディスピアに操られてるんじゃないかと察します。
その後も、ロックと必死に戦うフローラ達。そんな中、クローズは学園の生徒達を目にし、ほくそ笑みます。
そして、生徒達の目の前に現れて、瞬く間に絶望の檻に閉じ込めました。しかし、ゆいは抗おうとします。
「負けない・・・。はるかちゃん達が戦ってるのに・・・。絶対に絶望なんか・・・!」
しかし、その抵抗も通用せず、ゆいも絶望の檻に捕われてしまいました。
そして、生徒達の絶望により、ロックの力は強大に。ロックは、フローラ達の攻撃を押し返し、プリンセスロッドやスカーレットバイオリンが壊れてしまいます。
~ Bパート ~
絶望の檻に捕われたゆいは、虚ろながらフローラ達の戦いを目にします。フローラ達の必死な戦い様を目にして、ゆいは我に返ります。
フローラ達は懸命に戦うも、ロックに身動きを封じられてしまいます。それでも、フローラ達は諦めません。
「負けない・・・。絶対に諦めない・・・。私達みんなで、夢を叶えるの!」
「みんな・・・。そうだよ・・・。私、もうこんな所に閉じ込められてる場合じゃない・・・!」
「自分の夢だもん。叶えたいなら、戦わなきゃ! 助けてもらってばかりじゃダメだ!」
「戦うんだ! 私も、はるかちゃんと、一緒に!」
そして、自力で絶望の檻を抜け出す事ができました。


とはいえ、周りの状況は変わらず。それでも、ゆいは諦めません。
「藍原君! 起きて、藍原君! みんなも! 目を覚まして!」
「無茶ロマ・・・。」
「無茶じゃない! 私だって檻から出られたんだもの! みんなだって、きっとできるよ!」
「みんな、こんな所で絶望しちゃダメだよ! プリキュアが、はるかちゃん達が守ってくれた夢を思い出して!」
「大丈夫。きっと絶望なんて、乗り越えられるよ。ここは、ノーブル学園。夢を叶えるための場所だもの!」

「思い出してよ! 自分の夢! あるはずだよ。何度消されても忘れられない夢が!」
「夢・・・?」
「一緒に戦おう。最後に夢を叶えるのは、自分だよ。」
そして、他の生徒達も夢を思い出し、絶望の檻を破る事ができました。
らんこは、トップアイドル目指しているなら、その目やめい。まったく、視聴者を笑わせる事にはブレませんねえ。(笑)
それに合わせて、絶望の力も弱まり、ロックも弱体化。
少しして、ゆいと妖精達もフローラ達の元に来ました。フローラ達は、ゆいが皆を絶望の檻から救った事に驚きます。
ちょっ、フローラは、最終決戦まできて、しかも、グランプリンセス間近だってのに、そのポーズっすか(笑)。まあ、でも、それがこの子らしくて大好きですけどね。
「私達だけの力じゃないよ。みんな、戦わなきゃって思ったの。夢を叶えたかったら、絶対にここで戦わなきゃ、絶望に打ち勝たなきゃって。はるかちゃん達が勇気を与えてくれたおかげ。」

「強い気持ちがあれば、絶望は破れる!」
「ありがとう、ゆいちゃん! 勇気をもらったのは、こっちだよ!」


そんな中、絶望の力が弱まり、苦しむロック。
「あいつ、助けられないロロ? 何だか、かわいそうロロ・・・。」
それを聞いたフローラ達は、46話でシャットを倒そうとしたのではなく救ったのを思い出します。
だが、クローズはロックの事を切り捨て、フローラ達を攻撃します。しかし、シャットが間に入り、クローズの攻撃をかき消します。

この事態にクローズは怒り、シャットに攻撃してきますが、シャットはカウンターでクローズを吹き飛ばします。

「ロック! 貴様、散々私をバカにしておきながら、そのザマは何だ!」
「あれだけ偉そうにしていた貴様は、どこにいった!? 見ろ、私達が落ちぶれている間に、プリキュアどころか、妖精も人間どもも、どんどん変わっていく!」

「変わるぞ、私達も! ディスピアの呪縛から抜け出すのみ!」
「だね・・・。」
その後は、プリキュアに託します。グランプランタンで、ロックは浄化されました。
直後、クローズはシャットに一撃を与え、撤退。とはいえ、シャットの顔には笑顔がありました。

そんな中、ロックが倒された事に不快を感じるディスピア。だが、時が来たと言います。
「みんなの夢は消させない。ディスピア! さあ、お覚悟はよろしくて?」

今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、トゥインクルパート。45話から前話までトゥインクルパートだけ出なかったからでしょうね。
次回:「決戦ディスピア! グランプリンセス誕生!」
ディスピアがクローズを取り込んで、どんどん巨大になっていきます。そんなディスピアにフローラ達の技は通じず、ピンチに陥ります。
それでも、フローラ達は諦めずにディスピアに立ち向かいます。そんな時、そんなフローラ達の戦いを見ていたゆい達、そして、フローラ達に奇跡が起きます。一体、何が起きるのか?
今回も、次回予告直後には、次回作「魔法つかいプリキュア!」の告知がありました。今回は、変身前の姿が長く映ってましたね。
こちらは、次回作の主人公「朝日奈 みらい」。プリキュアに変身すると「キュアミラクル」に。
変身前は、全体的に幼さが感じられ、髪の色も考えると、「スマイル」のやよいっぽく見えるかも。性格は、やよいと違って、活発そうですけどね。
こちらは「リコ」。魔法学校の2年生で、プリキュアに変身すると「キュアマジカル」に。
パッツンヘアと、髪の色が寒色系なのは、「スマイル」のれいかを連想させますね。この子は、真面目でおとなしいように感じます。
【まとめ】
ディスピアがノーブル学園に現れ、生徒達は絶望の檻に閉じ込められたものの、夢の力により、自力で破る事ができました。
1話から47話までの集大成、ここにあり! そう言えるような今話だったと思います。サブキャラの活躍が熱く、心震えました。
特に、ゆいは、かなりのカッコ良さを見せてくれたと思います。
まずは、絶望の檻を抜け出したところがすごかったですね。41話では、惜しくも自力脱出には至らなかったですが、それは、今回のための前フリだったでしょう。あの回で脱出していたら、今回の脱出は、2回目なだけに、そこまで盛り上がらなかったでしょうね。
ゆいは、他キャラよりも多く絶望の檻に捕われながらも、絶望に抗う必死さと成長がきっちり描かれており、そこに感銘を受けます。
さらに、これだけで終わらず、絶望の檻に閉じ込められた生徒達に、夢を思い出してほしいと呼びかけたところも良かったですね。
あのシーンは、はるか達のようにプリキュアに変身して敵と戦う事はできなくても、今自分にできる精一杯の戦いをしたように感じられて、素晴らしかったです。特に、「無茶じゃない! 私だって檻から出られたんだもの! みんなだって、きっとできるよ!」というセリフに、熱さを感じました。
おとなしいように見えて、実は芯が強く、志はプリキュアなこの子の素晴らしさを再確認できて、本当に良かったです。
他には、シャットも、今回かなり輝いていたキャラだったと思います。
シャットは、46話で大方の決着がついたように思われ、今回出なくても、問題なくロックは浄化されていたと思いますが、それでも、ロックに喝を入れるところは、後述する今回のテーマを考えさせてくれて、我々視聴者に訴えるようなものがあったと感じています。
それに、あのシーンは、ディスピアの呪縛から「共に」抜け出そうと決起を促しているあたり、仲間思いなところがうかがえて、良かったです。思えば、33話Bパート、34話Aパート、45話Aパート冒頭と、クローズ、ストップ&フリーズ、ディスピアに、メイクで明るくなった事をアピールしていたのは、シャットなりに職場を明るくしようとしていたのかもしれませんね。
ただ、そういう明るさを不要とする場所だったのが、不運だったでしょう。もう少しマシな環境であれば、より一層輝ける存在になっていたのかもしれませんね。
12話以降、ギャグキャラな部分がやや多かったシャットでしたが、最終決戦ではカッコいいところが見られて満足しています。ロック浄化後はクローズに一撃を見舞われたものの、今回までの全48話中、今回が一番美しかったと思いますね。
そんな今回のテーマは「人は常に変わりゆくもの」でしょう。
前話感想でも述べたように、夢は努力して叶えるものです。努力せずに夢を叶えられれば、それはそれで幸せな事ではありますが、幸せはそう長続きしませんし、頑張った末に得た喜びを知らないとなれば、前に進みにくくなってしまいます。そうなると、周りから置き去りにされてしまい、社会から淘汰されてしまうでしょう。
そうならないためにも、私達人間は試行錯誤しながら、常に変わっていく必要があるのでしょうね。色んな事にチャレンジするなどして、成長を求めていくものなのだと思います。
ノーブル学園の生徒達も同じ事であり、色んな人達との出会いから、夢の素晴らしさを学んで、自分の夢を大きくしていき、常に成長しているのでしょうね。それが、今回、絶望の檻を自力で抜け出すという、熱い展開をもたらしたと思います。
さて、次回予告を見た感じでは、次回もサブキャラ達に大きな見せ場がありそうで期待したいですね。生徒達がフローラ達の戦いを応援する事で、フローラ達がパワーアップする演出がほしいところ。まあ、要するに、劇場版のミラクルライトみたいなものですね。
次回は、ディスピアがさらに強大になるようですが、プリキュア達やサブキャラ達は、どう立ち向かうのか? 次回も、今回と同じく、すべてのキャラの行動にしっかり注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。
ノーブル学園に雷が轟き、上空からは絶望のツタが出現。すぐに、校舎がツタで覆われます。

~ Aパート ~
「夢に満ちた愚かな世界・・・。この世界はこれより、我が物となり、お前達の夢は絶望に変わり、すべて私の力となるのだ・・・。」






このままでは、プリキュアに変身できません。しかし、その間にも、ディスピアの絶望の力は強くなっていきます。
そんな状況を見て、はるか達は前へ歩みます。そして・・・、
「みんな、いこう!」
『ええ!』





さらに、カナタや妖精達も同行。パフ達がしゃべったり飛んだりしている事に、れいこ達は驚きます。

ゆいは、はるか達プリンセスプリキュアは皆の夢を守るために戦っていると説明します。
一方、ディスピアはクローズに、プリキュアの進攻を止めるよう指示。また、あるものを差し出します。

そんな中、フローラ達は何の邪魔も入らず、ディスピアの元に向かっていましたが、少しして、ストップとフリーズが攻撃してきました。
ここは、カナタとミス・シャムールが相手し、フローラ達をディスピアの元に向かわせます。

「何ができる?」
「僕達でも!」
「足止めくらいなら!」


その後、フローラ達はクローズと対面。クローズはロックに、フローラ達に攻撃を指示します。
ロックは、30話でフローラ達に倒されたものの、本体の一部を絶望の力を使って蘇らせたようです。

「守るんだね・・・。ディスピア様を、ボクが守る・・・。」

ロックの言葉に、フローラ達は違和感を感じます。それは、30話で戦った時は、ディスピアのしもべじゃないと言っていたから。ロックはディスピアに操られてるんじゃないかと察します。
その後も、ロックと必死に戦うフローラ達。そんな中、クローズは学園の生徒達を目にし、ほくそ笑みます。
そして、生徒達の目の前に現れて、瞬く間に絶望の檻に閉じ込めました。しかし、ゆいは抗おうとします。
「負けない・・・。はるかちゃん達が戦ってるのに・・・。絶対に絶望なんか・・・!」

そして、生徒達の絶望により、ロックの力は強大に。ロックは、フローラ達の攻撃を押し返し、プリンセスロッドやスカーレットバイオリンが壊れてしまいます。
~ Bパート ~
絶望の檻に捕われたゆいは、虚ろながらフローラ達の戦いを目にします。フローラ達の必死な戦い様を目にして、ゆいは我に返ります。
フローラ達は懸命に戦うも、ロックに身動きを封じられてしまいます。それでも、フローラ達は諦めません。
「負けない・・・。絶対に諦めない・・・。私達みんなで、夢を叶えるの!」










とはいえ、周りの状況は変わらず。それでも、ゆいは諦めません。
「藍原君! 起きて、藍原君! みんなも! 目を覚まして!」


「無茶じゃない! 私だって檻から出られたんだもの! みんなだって、きっとできるよ!」






「一緒に戦おう。最後に夢を叶えるのは、自分だよ。」




それに合わせて、絶望の力も弱まり、ロックも弱体化。
少しして、ゆいと妖精達もフローラ達の元に来ました。フローラ達は、ゆいが皆を絶望の檻から救った事に驚きます。

「私達だけの力じゃないよ。みんな、戦わなきゃって思ったの。夢を叶えたかったら、絶対にここで戦わなきゃ、絶望に打ち勝たなきゃって。はるかちゃん達が勇気を与えてくれたおかげ。」




「ありがとう、ゆいちゃん! 勇気をもらったのは、こっちだよ!」



そんな中、絶望の力が弱まり、苦しむロック。
「あいつ、助けられないロロ? 何だか、かわいそうロロ・・・。」

だが、クローズはロックの事を切り捨て、フローラ達を攻撃します。しかし、シャットが間に入り、クローズの攻撃をかき消します。










「だね・・・。」


直後、クローズはシャットに一撃を与え、撤退。とはいえ、シャットの顔には笑顔がありました。

そんな中、ロックが倒された事に不快を感じるディスピア。だが、時が来たと言います。
「みんなの夢は消させない。ディスピア! さあ、お覚悟はよろしくて?」


今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、トゥインクルパート。45話から前話までトゥインクルパートだけ出なかったからでしょうね。
次回:「決戦ディスピア! グランプリンセス誕生!」
ディスピアがクローズを取り込んで、どんどん巨大になっていきます。そんなディスピアにフローラ達の技は通じず、ピンチに陥ります。
それでも、フローラ達は諦めずにディスピアに立ち向かいます。そんな時、そんなフローラ達の戦いを見ていたゆい達、そして、フローラ達に奇跡が起きます。一体、何が起きるのか?
今回も、次回予告直後には、次回作「魔法つかいプリキュア!」の告知がありました。今回は、変身前の姿が長く映ってましたね。

変身前は、全体的に幼さが感じられ、髪の色も考えると、「スマイル」のやよいっぽく見えるかも。性格は、やよいと違って、活発そうですけどね。

パッツンヘアと、髪の色が寒色系なのは、「スマイル」のれいかを連想させますね。この子は、真面目でおとなしいように感じます。
【まとめ】
ディスピアがノーブル学園に現れ、生徒達は絶望の檻に閉じ込められたものの、夢の力により、自力で破る事ができました。
1話から47話までの集大成、ここにあり! そう言えるような今話だったと思います。サブキャラの活躍が熱く、心震えました。
特に、ゆいは、かなりのカッコ良さを見せてくれたと思います。
まずは、絶望の檻を抜け出したところがすごかったですね。41話では、惜しくも自力脱出には至らなかったですが、それは、今回のための前フリだったでしょう。あの回で脱出していたら、今回の脱出は、2回目なだけに、そこまで盛り上がらなかったでしょうね。
ゆいは、他キャラよりも多く絶望の檻に捕われながらも、絶望に抗う必死さと成長がきっちり描かれており、そこに感銘を受けます。
さらに、これだけで終わらず、絶望の檻に閉じ込められた生徒達に、夢を思い出してほしいと呼びかけたところも良かったですね。
あのシーンは、はるか達のようにプリキュアに変身して敵と戦う事はできなくても、今自分にできる精一杯の戦いをしたように感じられて、素晴らしかったです。特に、「無茶じゃない! 私だって檻から出られたんだもの! みんなだって、きっとできるよ!」というセリフに、熱さを感じました。
おとなしいように見えて、実は芯が強く、志はプリキュアなこの子の素晴らしさを再確認できて、本当に良かったです。
他には、シャットも、今回かなり輝いていたキャラだったと思います。
シャットは、46話で大方の決着がついたように思われ、今回出なくても、問題なくロックは浄化されていたと思いますが、それでも、ロックに喝を入れるところは、後述する今回のテーマを考えさせてくれて、我々視聴者に訴えるようなものがあったと感じています。
それに、あのシーンは、ディスピアの呪縛から「共に」抜け出そうと決起を促しているあたり、仲間思いなところがうかがえて、良かったです。思えば、33話Bパート、34話Aパート、45話Aパート冒頭と、クローズ、ストップ&フリーズ、ディスピアに、メイクで明るくなった事をアピールしていたのは、シャットなりに職場を明るくしようとしていたのかもしれませんね。
ただ、そういう明るさを不要とする場所だったのが、不運だったでしょう。もう少しマシな環境であれば、より一層輝ける存在になっていたのかもしれませんね。
12話以降、ギャグキャラな部分がやや多かったシャットでしたが、最終決戦ではカッコいいところが見られて満足しています。ロック浄化後はクローズに一撃を見舞われたものの、今回までの全48話中、今回が一番美しかったと思いますね。
そんな今回のテーマは「人は常に変わりゆくもの」でしょう。
前話感想でも述べたように、夢は努力して叶えるものです。努力せずに夢を叶えられれば、それはそれで幸せな事ではありますが、幸せはそう長続きしませんし、頑張った末に得た喜びを知らないとなれば、前に進みにくくなってしまいます。そうなると、周りから置き去りにされてしまい、社会から淘汰されてしまうでしょう。
そうならないためにも、私達人間は試行錯誤しながら、常に変わっていく必要があるのでしょうね。色んな事にチャレンジするなどして、成長を求めていくものなのだと思います。
ノーブル学園の生徒達も同じ事であり、色んな人達との出会いから、夢の素晴らしさを学んで、自分の夢を大きくしていき、常に成長しているのでしょうね。それが、今回、絶望の檻を自力で抜け出すという、熱い展開をもたらしたと思います。
さて、次回予告を見た感じでは、次回もサブキャラ達に大きな見せ場がありそうで期待したいですね。生徒達がフローラ達の戦いを応援する事で、フローラ達がパワーアップする演出がほしいところ。まあ、要するに、劇場版のミラクルライトみたいなものですね。
次回は、ディスピアがさらに強大になるようですが、プリキュア達やサブキャラ達は、どう立ち向かうのか? 次回も、今回と同じく、すべてのキャラの行動にしっかり注目したいと思います。
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