おそ松さん 第9話感想
- 2015/12/04
- 08:58
「おそ松さん」第9話 「チビ太とおでん」「恋する十四松」の感想です。
今回も、面白いと思ったシーンのキャプチャー画像と合わせて感想を語っていきます。
まずは、Aパート「チビ太とおでん」の感想いきます。
オープニング前も、1分50秒程度の寸劇があったのですが、微妙でしたので、カット。正直、デリバリーコントは不要かな、と感じています。
チビ太のおでん屋にカラ松がやって来ました。もはや、カラ松が変にカッコつけるのは、ロクな事が起きないフラグだと思っています。(笑)
チビ太に、仕事は見つかったかどうか聞かれると、ノープランだとカッコつけて答えるカラ松。ですよねー。(笑)
適当でいいから何をやりたいか言ってみろ、というチビ太に対し、「己を高めたい」「人に夢を与える」「世界平和」と答えるカラ松。
チビ太はツッコみつつも、ちゃんとメモ。やっぱり、チビ太って、いいヤツですよね。
「おそ松さん」になって、まともになったのは、チビ太だけだな。そう思ってました。この時までは。
「あれ? なーんだよ、これ、完全に一致してんじゃねーか! でやんでい、バーロー、チキショー! 水くせーぞ、カラ松! おめえ、おでん屋になりたかったのか!」

で、その後、これ。もちろん、これはカラ松です。やっぱり、ロクな事起きなかったなあ。(笑)
「心配いらねぇ。オイラが一人前にしてやる。え? こんな心強い師匠はいない? なかなかいい目持ってんじゃねーか。」
「知っての通り、おでんは『料理界の王様』と呼ばれてたんだ。その圧倒的な美味さは、何度も戦争を引き起こし、おでんが『料理界の最終兵器』と呼ばれてるのは有名だな。」
「しかし、時代が変わり気軽に楽しめるようになった。反面、いざ愛情を注ぐとなると、意外と難しい。近くて遠い存在。おでんは『料理界の幼馴染』って呼ばれてるんだ。」
「いいか、カラ坊。おでん、なめてんじゃねーぞ。なめていいのは、牛スジの串だけってな!」
誰が上手い事言えと言ったよ。っていうか、おでんの圧倒的な美味さが何度も戦争を引き起こしてるんなら、「世界平和」関係ないじゃん。(笑)
チビ太のターンは、まだまだ終わりません。ここからは、勝手に弟子にしたカラ松に、仕込みの極意などを教えていきます。





カラ松は途中で逃走。彼が不憫キャラから抜け出す日は来るのだろうか・・・。(笑)
いやー、チビ太だけがマトモキャラだという考えは、次元を超えてどこかに行っちゃいました。やっぱり、このアニメは、こうじゃなきゃダメなんでしょうね。チビ太だけはマトモだと考えた私はバカだった事を思い知りました。(笑)
まあ、何にしても、無類のおでん好きなチビ太が見られたのは良かったです。私が小さい頃見ていたチビ太は、おでんがあって面白さが激増していると思いましたからね。
ギャグが強過ぎたゆえ、話の尺が短かったのは少々残念でしたが、チビ太らしさが見られて満足しています。
続いて、Bパート「恋する十四松」の感想。
十四松といえば、底抜けに明るいバカですが、ある日・・・、
妙におとなしいです。っていうか、一松、「準備してた」って何だよ。お前はMか。(笑)
十四松がおとなしい原因は、彼女がいるから!?
後日、おそ松達は十四松を尾行。ほっかむりする必要なくね? オバチャン達から変な目で見られてるよ(笑)。
さらに、カラ松は、オシャレなズボンを着用。お前が変にカッコつけたらロクな事が起きないフラグだと思うので、帰ってくれ。(笑)
彼女登場。テンションの上がる十四松。ついでに、カラ松も。
カラ松、お前だけは、さっさと帰れ。(笑)
正面から見た彼女。かなりの可愛さですね。
なぜかパニックの一松。一松、落ち着け。(笑)
息を吐くように、聖澤庄之助。何気に出番多いですね、この人。(笑)
少しして、十四松は、水をがぶ飲みして、これ。
・・・が、彼女は、この笑顔。
まあ、あまりの笑い過ぎで倒れちゃいましたが。今は冬なのに、十四松には春が!
その後も、十四松と彼女は楽しい時間を過ごしました。




そんな中、おそ松は、彼女とデートしている十四松が面白くなく、レンタルショップにいました。
18禁コーナーに行くとか、「おそ松くん」の頃と比べて、本当に成長しちゃったんだなあ。(笑)
っていうか、「乳首から水飛ばせる」って何だよ。しかも、「俺にもいっぱい彼女いる」って、おいおい。なんか空しいぞ、おそ松兄さん!(笑)
誰を「彼女」にするか迷い続けて、2時間も経過。ネット喫茶に行った方が、金はかかっても、欲求は満たせたような気がする。(笑)
しかし、ここで、おそ松は何かに気付いたようで?
おそ松は帰宅後、彼女に告白しようと考えている十四松に、何か話をしようとしますが・・・、
彼女を作った事に嫉妬して、プロレス技。本当の事を言ったら、十四松も彼女も傷付くと思って、やめたのかも?
告白する当日、おそ松達は、十四松をコーディネート。

さりげなくギャグを入れるのは、さすが赤塚作品といったところでしょうか。(笑)
ついでに、儀式も。
兄弟全員でお見送り。おそ松の表情を見た感じでは、告白の結果がどうなるか何となく分かってそうですね。
そして、告白の時が来ました。




その夜・・・、
底抜けに明るいキャラなだけに、このガチ泣きは、見ていて辛い・・・。
その後、兄弟達は、彼女の事について聞きます。
1か月くらい前、彼女は自殺しようとしていました。
そんな時、明るく素振りする十四松を目にしました。
しかし、しばらくして、十四松は波に飲まれてしまいました。
その後、彼女は人工マッサージ。
少しして、例の水芸。彼女から、笑顔がこぼれました。十四松は彼女に救われましたが、同時に、彼女を救ってもいました。
「彼女、すごい笑ってくれたんだ・・・。面白いって・・・。大好きだって・・・。でも・・・、もう・・・、会えないって・・・!」
「田舎に帰るらしいんだ。今夜の新幹線で。」
「会いに行けば? まだ間に合うでしょ。」
「でも、僕、ふられ・・・」
「大丈夫だって! だって、引っ越しする日に誰かに会うって、結構面倒くさい事だよ?」
そう言われた、十四松は、彼女の元に走りました。
しばらくして、駅のホーム。
「また・・・、会えマッスルマッスル! ハッスルハッスル! マッスルマッスル!」
「泣かないで4-6-3のゲッツー!」

そんな中、新幹線が発車。それでも、十四松は、必死に走りながら彼女を励まします。

そして・・・。
「ありが特大サヨナラホームラーン!!」



なあ、十四松? 後で一緒にバッティングセンターに行こうぜ? 気が済むまで、バット振って、ボール打とうぜ。
お金? もちろん、私がおごるよ。その後の酒も含めてな。お前のこれからの幸せな人生に乾杯したいぜ・・・!
そう思ったほど、感動しました。
まさか、感動話で締めるとは・・・。「おそ松くん」のノリなら、きっと何かオチがある、と思っていましたので、何事もなく感動で終わった事には、すごく驚きました。
それも、十四松で超感動を味わうだなんて・・・。「何をやらかすか分からないバカ」というのが十四松ですが、その「何をやらかすか分からない」というのは、超感動をもたらす事だってある、という意味も込められていたんじゃないかと思っちゃいますね。
特に、十四松のガチ泣きと、ラストの彼女の笑顔には、泣いちゃいそうなくらい感動しました。素晴らし過ぎる話をありがとう!
あと、おそ松も、この話の感動を後押ししてくれたと思います。
彼女の事情を知っていながらも、それを十四松には言わなかったり、新幹線のホームで彼女を見送るよう励ましたりしたのが、良かったですね。
おそ松は、あのレンタル屋で知ったんでしょうね。彼女がAVに出た事があるのを。
それを十四松に言ってしまったら、十四松にはショックが大きく、今後、彼女を避けてしまうかもしれない。十四松も彼女も傷付いてしまうと思って、あえて、おそ松は真実を言わなかったのだと思いますね。
それに、おそ松は、彼女はAVに出た事をすごく後悔している事も察していたのでしょう。彼女の自殺理由は、たぶん、それでしょうね。
彼女は、十四松と長く付き合ったら、いずれ十四松にも、自分がAVに出た事を知られてしまい、傷付けてしまうかもしれない。周りから白い目で見られる事もありうる。
だから、彼女は、十四松の告白を受け入れず、身を引いたのでしょう。おそ松は、その展開が何となく読めていたから、告白に臨む十四松を見送る際、弟達と違って、浮かない表情をしていたのでしょうね。
とはいえ、見当違いな可能性もあるために、真実を言わずに、十四松の恋を応援する事を選んだのでしょう。
そんなおそ松の気遣いが見事だったと思います。2話の「おそ松の憂鬱」のダメ兄貴っぷりがウソのようです。カッコ良かったぜ、おそ松兄さん!
という事で、以上、9話の感想でした。
Aパートではチビ太のおでん好きに和み、Bパートでは超感動を与えられて、濃密な1話だったと思います。
そして、次回のタイトルは「イヤミチビ太のレンタル彼女」。
「おそ松くん」を見ていた頃のお気に入りキャラ2人の名前が出ているだけに、かなりの笑い話を期待したいですね。
今回も、面白いと思ったシーンのキャプチャー画像と合わせて感想を語っていきます。
まずは、Aパート「チビ太とおでん」の感想いきます。
オープニング前も、1分50秒程度の寸劇があったのですが、微妙でしたので、カット。正直、デリバリーコントは不要かな、と感じています。





チビ太はツッコみつつも、ちゃんとメモ。やっぱり、チビ太って、いいヤツですよね。
「おそ松さん」になって、まともになったのは、チビ太だけだな。そう思ってました。この時までは。
「あれ? なーんだよ、これ、完全に一致してんじゃねーか! でやんでい、バーロー、チキショー! 水くせーぞ、カラ松! おめえ、おでん屋になりたかったのか!」



「心配いらねぇ。オイラが一人前にしてやる。え? こんな心強い師匠はいない? なかなかいい目持ってんじゃねーか。」






チビ太のターンは、まだまだ終わりません。ここからは、勝手に弟子にしたカラ松に、仕込みの極意などを教えていきます。











いやー、チビ太だけがマトモキャラだという考えは、次元を超えてどこかに行っちゃいました。やっぱり、このアニメは、こうじゃなきゃダメなんでしょうね。チビ太だけはマトモだと考えた私はバカだった事を思い知りました。(笑)
まあ、何にしても、無類のおでん好きなチビ太が見られたのは良かったです。私が小さい頃見ていたチビ太は、おでんがあって面白さが激増していると思いましたからね。
ギャグが強過ぎたゆえ、話の尺が短かったのは少々残念でしたが、チビ太らしさが見られて満足しています。
続いて、Bパート「恋する十四松」の感想。








彼女登場。テンションの上がる十四松。ついでに、カラ松も。









その後も、十四松と彼女は楽しい時間を過ごしました。








そんな中、おそ松は、彼女とデートしている十四松が面白くなく、レンタルショップにいました。

っていうか、「乳首から水飛ばせる」って何だよ。しかも、「俺にもいっぱい彼女いる」って、おいおい。なんか空しいぞ、おそ松兄さん!(笑)




告白する当日、おそ松達は、十四松をコーディネート。






そして、告白の時が来ました。







その夜・・・、

その後、兄弟達は、彼女の事について聞きます。







「彼女、すごい笑ってくれたんだ・・・。面白いって・・・。大好きだって・・・。でも・・・、もう・・・、会えないって・・・!」


「会いに行けば? まだ間に合うでしょ。」
「でも、僕、ふられ・・・」
「大丈夫だって! だって、引っ越しする日に誰かに会うって、結構面倒くさい事だよ?」

しばらくして、駅のホーム。
「また・・・、会えマッスルマッスル! ハッスルハッスル! マッスルマッスル!」














なあ、十四松? 後で一緒にバッティングセンターに行こうぜ? 気が済むまで、バット振って、ボール打とうぜ。
お金? もちろん、私がおごるよ。その後の酒も含めてな。お前のこれからの幸せな人生に乾杯したいぜ・・・!
そう思ったほど、感動しました。
まさか、感動話で締めるとは・・・。「おそ松くん」のノリなら、きっと何かオチがある、と思っていましたので、何事もなく感動で終わった事には、すごく驚きました。
それも、十四松で超感動を味わうだなんて・・・。「何をやらかすか分からないバカ」というのが十四松ですが、その「何をやらかすか分からない」というのは、超感動をもたらす事だってある、という意味も込められていたんじゃないかと思っちゃいますね。
特に、十四松のガチ泣きと、ラストの彼女の笑顔には、泣いちゃいそうなくらい感動しました。素晴らし過ぎる話をありがとう!
あと、おそ松も、この話の感動を後押ししてくれたと思います。
彼女の事情を知っていながらも、それを十四松には言わなかったり、新幹線のホームで彼女を見送るよう励ましたりしたのが、良かったですね。
おそ松は、あのレンタル屋で知ったんでしょうね。彼女がAVに出た事があるのを。
それを十四松に言ってしまったら、十四松にはショックが大きく、今後、彼女を避けてしまうかもしれない。十四松も彼女も傷付いてしまうと思って、あえて、おそ松は真実を言わなかったのだと思いますね。
それに、おそ松は、彼女はAVに出た事をすごく後悔している事も察していたのでしょう。彼女の自殺理由は、たぶん、それでしょうね。
彼女は、十四松と長く付き合ったら、いずれ十四松にも、自分がAVに出た事を知られてしまい、傷付けてしまうかもしれない。周りから白い目で見られる事もありうる。
だから、彼女は、十四松の告白を受け入れず、身を引いたのでしょう。おそ松は、その展開が何となく読めていたから、告白に臨む十四松を見送る際、弟達と違って、浮かない表情をしていたのでしょうね。
とはいえ、見当違いな可能性もあるために、真実を言わずに、十四松の恋を応援する事を選んだのでしょう。
そんなおそ松の気遣いが見事だったと思います。2話の「おそ松の憂鬱」のダメ兄貴っぷりがウソのようです。カッコ良かったぜ、おそ松兄さん!
という事で、以上、9話の感想でした。
Aパートではチビ太のおでん好きに和み、Bパートでは超感動を与えられて、濃密な1話だったと思います。
そして、次回のタイトルは「イヤミチビ太のレンタル彼女」。
「おそ松くん」を見ていた頃のお気に入りキャラ2人の名前が出ているだけに、かなりの笑い話を期待したいですね。
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