「ドキドキ! プリキュア」第2話「ガーン! キュアハートの正体がバレちゃった!!」の感想です。
Aパート。
前回ラストで、「キュアハート」に変身したマナ。イーラとマーモはハートに攻撃してきますが、軽々と回避します。自分の身の軽さに良い気分ですが、並外れたジャンプ力までは制御できず。まあ、そう簡単に初っ端からプリキュアの力を使いこなせませんよね。「フレッシュ」や「スイート」が異常なだけで。(笑)
いらついたイーラとマーモは、ジコチューが捉えたキュアソードを人質にとります。世界は「キングジコチュー」を中心にまわっている、どんな汚いやり方もアリ、と言うマーモ。なるほど、「キングジコチュー」っていうのが、敵側のボスという訳か。でも、ラスボスな感じはしませんね。ネーミングが安直過ぎて。(笑)
しかし、ソードは、ハートとは友達でも何でもない、自分のために命を投げ出す訳がない、と言い、自力で脱出し、ジコチューをタワーから投げ出します。
しかし、ジコチューはソードの足を捕え、共に落下します。それを見て、飛び降りるハート。ソードを助けに行きます。
ハートはソードの手を取る事に成功し、もう片方の手で、ゴンドラのロープを掴み、何とか静止します。キュアソードの足からジコチューのハサミも離れ、救出に成功しました。ジコチューはゴンドラにつかまります。
自分を助けた事に不思議な表情のソード。人助けに理由なんていらない、と言うハートですが、ゴンドラのロープが切れてしまい、2人とも落下します。
そして、ジコチューも落下。それを見たハートはジコチューの心の叫びを聞きます。ジコチューは無理矢理怪物にされていて、本当は助けてもらいたい、と。ならば、自分が助けなければ。その思いにキュアラビーズが反応し、「マイスイートハート」という技でジコチューを浄化します。
イーラとマーモは撤退。浄化された魂は「プシュケー」といい、心を奪われた人間の元に帰ります。そして、天からの不思議な光により、壊されたものは修復されました。
ハートはソードにあいさつし、握手を求めますが、助けた事には礼を言うが、いい気になるな、と冷たい態度をとり、去ります。
その後、パートナー妖精の「ダビィ」が、どうして仲間にならなかったのか聞きますが、仲間なんていらない、と答えます。
この子は、仲間は必要だと思ってはいるのでしょうけど、今は、トランプ王国を守れなかった悔いが大きいのだと思います。トランプ王国には、ともに戦った仲間達がいたのでしょう。でも、自分に力が無かったから、大切な仲間を失ってしまった。今後も、仲間ができれば同じ悲劇が起きる。そう感じているから、あえて、仲間はいらないと感じているのかもしれません。
マナ達がソードの抱える辛さを知り、いかに軽くできるかが、今後、ともに戦うための大きなきっかけになるかと思いますが、それはいつになるのか? 早く、仲間になる事を願うばかりです。
下校時、今日は色々なことがあって疲れた、と言うマナに対し、「幸せの王子」と返す六花。
『昔々、ある街角に、瞳はサファイア、服のボタンはルビー、外套は金箔で彩られた王子の像が立っていました。王子はツバメに頼みます。「ツバメよ、街の恵まれない人々に私の体の一部を分け与えておくれ。」』
という童話の王子に、マナはそっくりだと六花は言います。他人の幸せばかり求め過ぎて、自分の身を擦り減らすところが。
確かに、そうですね。前回幼女を救いに1000メートル近い階段を上り切ったり、今回ソードを助けた件もそうだと思います。マナが、他人のために積極的に行動する事は感心しますが、逆に、いつかぶっ倒れるんじゃないかと不安にもなります。
まあ、そうなったとしても、考えは変えず、これまで通りに行動するんでしょう。六花も小言は言っても、そんなマナをほっとけず、好きになるんでしょうね。
「まだ、話していない事があるでしょ?」と言う六花。鋭い! さすが、長年の親友!
そして、マナは自分がプリキュアに変身して、ジコチューと戦った事を告げますが、
「だったら、あたしは白ウサギの後を追いかけて、世界の真実を暴きにい行くわ。」
と返し、まったく信じていません。そうやって返すとは、この子、けっこう面白いな!
ちょうどその時、マナの両親と祖父が声をかけます。自宅の近くにまで来ていました。六花と別れます。
マナの自宅は洋食屋を営んでいます。その名前は「ぶたのしっぽ」。ほー。ここで、トランプのゲームの名前を持ちこんできたか。面白い。
プリキュアの話を六花に信じてもらえず、暗い気分のマナ。そんなマナに、父は特製のオムライスを出し、それを食べて元気が出ました。マナに元気がないと、家族や六花が心配する、と言う父。ナイスアドバイス。
その後、マナはプリキュアの事を話すために、六花の家に行きましたが、「プリキュアの事は誰にも話してはいけない」と何者かがマナを連れ去ります。
Bパート。
マナを連れ去ったのは、シャルル達妖精3体。ちなみに、青いのは「ラケル」、黄色いのは「ランス」という名前です。
プリキュアである事を他人に話すと、ジコチューとの戦いに巻き込んでしまう。だから、他人に話さず、秘密にするように言う妖精達。マナは六花を危険に遭わせたくないと思い、プリキュアの事について話さない事にします。
しかし、翌日、六花の優しさに胸を痛めるマナ。親友に隠し事はできない、とプリキュアの事を話そうとしますが、シャルルに、友達を戦いに巻き込んでいいのか、と言われ、諦めます。
それにしても、隠し事をしているのが、表情に出ていて、分かりやすいなあ。マナに限らず、これまでの主人公は、ウソや隠し事が下手で、騙されやすいな、と思います。
でも、だからこそ、彼女達の優しさには偽りがなく、それが彼女達の魅力になっていますので、良い事だと思っています。このバカ正直なところも、しっかり受け継いでいて良かったです。
登校中に赤信号に引っかかった男子生徒の、自由に信号を変えられたらな、という考えをイーラに突かれ、信号機型のジコチューを召喚します。ビームを浴びると、フリーズしてしまうという仕様。
ジコチューを見たマナは止めると言いますが、それに対し、六花はまた、幸せの王子と言います。
「広場に立っている王子の銅像には、困っている人達に金箔を配るツバメが必要なのよ! あたしは貴女のツバメにはなれない!?」
おお! なんという大胆発言! 六花の真剣な表情にマナは手伝うよう言います。
大量のバスケットボールを転がし、ジコチューを転ばせます。そのスキに、他の生徒を逃がし、マナは六花の前で変身します。
ジコチューと戦うも、ビームを浴びて、動きを止められます。六花は声をかけますが、反応せず。
しかし、ジコチューに歩行者用の信号ボタンが付いている事を発見。ジコチューに気付かれないように近付き、ボタンを押します。
しばらくしたら、信号が青になり、動けるようになりました。形勢逆転し、「マイスイートハート」で浄化します。
下校時、六花は、本当の事を話してくれて嬉しい、と言い、2人とも良い気分でした。互いの親密度が上がり、今回は終わりました。
次回、「最高の相棒! キュアダイヤモンド!!」
六花の初変身回。バトルで劣勢になったマナを助けたい、という思いが変身のきっかけになるのでしょうか?
やっぱり、「バレちゃった」ではなく、「バラしちゃった」でしたね。(笑)
でも、そうしなければ、マナと六花の友人関係が悪い方向に行きそうでしたので、「バラしちゃった」という言い方も違っているような気がしますね。
とりあえず、
マナりつ(マナ×六花)キマシタワー!! うおおおお!!!
あ・・・、興奮し過ぎました・・・。すいません。どうでもいいですが、私は百合(ガールズラブ)肯定派です。スイートのひびかな(響×奏)に対して、「さっさと結婚しろ」と思ったくらいです(笑)。ですので、苦手な読者様は今後、注意して下さい。
マナの博愛的な行動に対し、小言を言う事が多い六花ですが、そんなマナを幸せの「王子」と例えたり、「貴女のツバメにはなれない!?」という発言で、マナに対する想いはガチなんだな、と思いました。一方のマナも、自分をよく理解してくれる友達がいるからこそ、多少無茶はしても、他人のために行動できるのだろうな、と思います。
長年の付き合いもあり、かなりの信頼関係が出来上がっている、マナりつ。そんな2人が今後、どう物語を盛り上げるのか、楽しみです。
次回は六花が初変身という事で、六花のプリキュアとしての最初の活躍に注目ですが、それ以上に、マナりつに注目したいと思います。
最後に、私のプリキュア視聴感想ですが、基本、日曜は更新しません。というか、できません。日曜は忙しく、見れない事もありますので・・・。たいてい、更新は月曜か火曜になります。
他の感想サイトと比べると、更新が遅く、文章力もそれほど上手くなく、画像を付けて感想を書いたりもしませんので、私の感想を見る場合、それほど期待はしないで下さい。(※2/26追記 第4話感想から画像付けました)
それでも気に行ってくれた方は、今後もこの感想をよろしくお願いします!
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