デリシャスパーティ♡プリキュア 第36話感想
- 2022/11/22
- 00:03
今話の名セリフ:「一万回失敗しても、1回も諦めなければ、何とかなる!」
「デリシャスパーティ♡プリキュア」第36話「らんがデビュー!? きらめくグルメ・エモーション!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日も、ぱんだ軒の手伝いに勤しむらん。そんな中、「今日も!ムシャムシャパラダイス」というTV番組の取材依頼が来ました。

「何・・・? 取材・・・、ねえ・・・。」

「邪魔・・・、すんじゃねえよ・・・?」

なんだろう。ヤクザっぽい雰囲気が出てるのに、大笑いフラグの匂いがプンプンなんですが。(笑)
その後、らんは、取材当日に来るタレントを知って、驚きます。
~ Aパート ~
その後日・・・、
「TVの取材?」
「そう! しかも、あのギャル曽根様と、タテモッティ様こと館本飯菜様がいらっしゃるの!」


「沢山食べる人?」
「ギャル曽根様はね! タテモッティ様は、グルメインフルエンサー!」


「見て! タテモッティ様の写真! お料理が生きているみたいじゃない?」

「らんらんも毎日特訓してるんだけど・・・、ここまでの表情は、まだ引き出せてないの・・・。」





「すごい人なんだね!」
「そうなの!」

その後、ゆい達は、担任の先生から、生活調査票が配られ、将来就きたい仕事を書いて提出するよう求められました。
「就きたいお仕事か・・・。何だろう?」


「いやいやいや! そんなそんな!」



その頃、ブンドル団では・・・、

「タテモッティ様が、おいしーなタウンに!? これは、面白そうですね!」


おい、悪役。何、一般人に「様」付けしてんだよ。どうやら、この人にとっては、ゴーダッツと飯菜は同格なのかもしれませんね。やれやれ。ラスボス候補が一般人と同格に見られるとか、すごい時代に突入しちゃったのう。(笑)
「ん? 近いものなら作れますよ、ですって? これは、面白くないですね・・・。」


「っていうか、料理はプロに任せろっつーの・・・。」

そうね。同じように、レシピッピ捕獲もプロに任せた方がいいかもしれないな。もう6連敗もしてるようじゃ、到底プロは語れないですよね。凄腕のレシピッピハンターを発掘して、そいつを出撃させた方が面白いと思います。(笑)
取材の日が来ました。
「さあ、やって来ました! おいしーなタウン!」
「デリシャスなお店が、メニメニ沢山あると聞いてます!」


『最初のお店は!』

「カット! OKです!」


「はい、どうぞ!」


「恐悦至極・・・。」

「ボーノ!」
「ボーノ!」

「ありがとうございます!」
「イッツマイプレジャー!」

「移動します!」
「アディオス!」
「応援してます!」


「TVで見るより可憐だ・・・。」
「神対応だったね!」
「我々も見習おう!」

少しして・・・、




「本物のギャル曽根様とタテモッティ様だ・・・。」

「早速いただいてみましょう!」
「マスター! こだわりのポイントをテルミープリーズ!」

「こだわりを聞くなんて、お黙り! なんて言いまして・・・。そんな意地悪い事言うなんて、ノリ悪いなんて言われちゃって・・・。」
「ちょちょちょ、カットカットカット!」

「あの、そういうのはなしでお願いできますか・・・。」

やっぱり大笑いフラグだったか。オープニング前ではヤクザ感を出していたのが、一気に可愛いキャラになっちゃうとか、華満家、面白過ぎるな! これ、この一家を密着取材すれば、かなりの視聴率が取れたりして。いや、そんなに世の中、甘くないか。(笑)
らんの父・こしのすけは、TVを前に、かなり緊張しています。という事で、らんが対応する事に。
「らんちゃん、TV出るの!?」
「すごいコメ!」
「お料理紹介は得意だものね!」
「らんなら、できるさ!」


「頑張るメン!」


「それでは、お店の看板ガール、らんちゃんに聞いてみましょう! アスク!」


「う、うちのこだわりは、ス、スープでしてですね・・・。」

「グレイト! スープなんですね! どんなこだわりが?」


「らん、緊張してるパム・・・。」
「頑張るメン・・・。」
「大丈夫。いつも通りにやれば・・・。」

「うちのスープはですね・・・、ま、まるで・・・。」
「まるで!?」


「まるで、遠浅の海の・・・、ワカメ・・・。コペンハーゲン・・・。」

「カット! カット!」

「らんちゃん!」
「全然言葉が出てこない・・・。」


結局、ギャル曽根と飯菜でリポートをする事になりました。
「美味しい! いくらでも食べられますね!」

「ルックアットザ、このチャーハン! お米一粒一粒がキラキラシャイニー、輝いていませんか?」

「この輝きがお口に入ると、お米の具材がフライングスカイ!」


「OKです! ありがとうございました!」


「あいよ・・・。」

「ここでギャル曽根さん、アップです!」
「ええ・・・。」

お父さん、ここでヤクザ感出しても手遅れっす。もうお父さんは、無駄にカッコつけずに、最終回まで可愛いキャラで通して下さい。(笑)
「ありがとうございました!」
「お疲れ様でした! 番組見ますね!」
「ありがとう!」



「らんちゃん、元気出して!」
「最初から上手くはいかないんじゃない?」

「らんちゃん、協力ありがとう! アプリシエイト!」

「上手くしゃべれなくて、ごめんなさい・・・。」
「ドントウォーリー!」


「らんちゃん、タテモッティさんに憧れてるんです!」
「そうなの?」
「キュアスタで、色んなお店のお料理紹介してるんですよ!」


「私と一緒だね!」
「めめめ、滅相もない! タテモッティ様と比べたら、月とスッポン・・・。いや、スッポンは高級食材なので、らんらんは靴の裏のガムです・・・。」





「アッハハハ! 私も最初はそうだったよ?」
「そうだったんですか?」


「うん。でも、大好きなお料理の魅力を伝えたいと思って、諦めなかったの・・・。」


「一万回失敗しても、1回も諦めなかった・・・。そうしたら、夢がカムトゥルーしたの!」


「トゥギャザー! 一緒にお料理の魅力、伝えていこう!」




「あのノート、お店の事がびっしり書いてあるんだって・・・。100パーセントそのお店のお料理を伝えられるように、ものすごい勉強をしてるって・・・。」




「すごい努力ね・・・。」
「それだけ本気という事だ。らんが落ち込むのもまた、本気だからだろう?」


「素敵な事じゃないか。」

同じ頃、セクレトルーはレシピッピを捕獲していきました。
~ Bパート ~
少しして、ゆい達は、セクレトルーを見つけました。ですが、すぐに、セクレトルーは、ゴッソリウバウゾーを生み出します。

直後、飯菜が近くに。飯菜に気付いたゴッソリウバウゾーは、飯菜を踏み潰そうとします。
ですが、らんのおかげで、どうにか回避。気は失いましたが、助かりました。しかし、飯菜のノートは踏まれてしまい、ボロボロに。
その後、ローズマリーがやって来て、デリシャスフィールドを展開。ゆい達4人はプリキュアに変身します。
ゴッソリウバウゾーの攻撃は激しく、ヤムヤム以外の3人は、型にはめられて動けなくなってしまいます。
ヤムヤムは、バリバリカッターブレイズで型を壊そうとしますが、固くて壊せません。その間にもゴッソリウバウゾーは攻撃してきますが、ヤムヤムは避けながら型を壊しにかかります。
「ヤムヤム!」
「諦めない!」


「一万回失敗しても、1回も諦めなければ、何とかなる!」




再度バリバリカッターブレイズを放つと、プレシャスの型を壊す事ができました。スパイシーとフィナーレの型は、プレシャスが2000キロカロリーパンチで破壊。
その後は、デリシャスヤムヤムドレインで、ゴッソリウバウゾーにダメージ。立て続けに、ライト・マイ・デリシャス。ゴッソリウバウゾーをやっつけ、レシピッピを救出しました。
それからしばらくして・・・、
「らんちゃん・・・。さっきは、ありがとう。」



「せっかくのノートが・・・。」


「このノートは、お守りみたいなものだったの・・・。」

「らんちゃん! 良かったら力を貸してくれない?」


「今度こそ、らんちゃんのファンタスティックなパワーを!」


「んー! スイート!」
「らんちゃん、ファイトメン!」


「こーんなにキュートで、こーんなにデリシャス! どうだい、らんちゃん?」





「美味しい! この甘さ、まるで・・・。」
「まるで?」


「田舎に帰って来た孫に接する、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんのよう!」
「それは甘い! トゥースイート!」


「ずっとお家で可愛がりたい!」
「グッドアイディア!」


「らんちゃん、楽しそう!」

「今日はありがとう!」
「こちらこそ!」

「らんらんも、もっと美味しいを伝えられる人になります!」
「らんちゃんのセンス、すごく素敵だった! ソーエキセントリック!」


「エキセントリック・・・。えーと・・・。変って事?」
「ノー! 全然!」

「誰にもマネができないって事! だから、そのまま自分を信じて! ゴーストレート!」


その後、らん達は、飯菜達と別れました。
「良かったね、らんちゃん!」
「うん!」

「ママ! 美味しそうだったね! お家で食べるの楽しみ!」


「らん達の食リポのおかげだな!」
「らんらん、絶対夢叶える!」
「極盛りに応援するわ!」


その後、ゆいはローズマリーに、今日はどこに行ってたのか聞きました。
ローズマリーは人探しをしていました。探している人はジンジャー。前にこの街を訪れた又三郎が会った事がある人物ですが、彼に聞いたところ、ジンジャーが何をしていたかは分からなかったそうです。
ジンジャーは、クックファイターのリーダーで、ローズマリーの師匠でもありました。
「この財布の持ち主でもあるわ。」



「それって・・・。」
「メンメン?」

「パムパムも見覚えがあるパム・・・。」
「え?」


「ジン・・・、ジャー・・・。」

「何か知ってるの?」
「思い出したメン! ボクと、パムパムと、コメコメ一世と、ジンジャーで、昔この街に来たメン・・・。」


「それって20年前?」
「メン・・・。」
「ジンジャーと一緒に何か作ってたパム・・・。」

「作っていた? 何を?」
「思い出せないメン・・・。思い出そうとすると、頭がモヤモヤするメン・・・。」





「駄目メン・・・。思い出せないメン・・・。」
「パムパムもパム・・・。」

「もしかしたら、師匠に記憶を封印されたのかもしれないわ・・・。」
「どうして?」


「記憶を封印しなければならない理由があった・・・。」
「それだけ、知られてはいけないものを作っていたという事か・・・。」


「師匠・・・。どういう事? この街で何をしていたの?」


今回は、これで終了です。
次回:「ひそむ怪しい影・・・ あまねの文化祭フィナーレ!」
生徒会長として最後の文化祭に、あまねは気合いが入ります。
しかし、そんな中、学校にいるはずもないナルシストルーの姿を見かけた気がして?
【まとめ】
という事で、今話は、らんメイン回でした。今回も、らんの特色が沢山描かれていて、見ていてすごく楽しかったですね。
また、今話は、ギャル曽根が本人役として出演。大食いで有名な上、人柄も良いですので、前話を見終えた後にこの事実を知った時は、すごく興奮しました。
ただ、見た感じでは、「あれ? なんか老けてね?」って思っちゃいました。ネットで最近の彼女の写真も見てみましたが、TVでしょっちゅう見ていた頃と比べると、もうオバサンって感じでしたね。彼女や彼女のファンには、ものすごく失礼な一言ですが。

上の画像は、今話のゲストキャラ「館本飯菜」とギャル曽根が並んで映っているもの。ギャル曽根単体の絵を見る前は、左がギャル曽根だと思ってました。実際は、右でしたが・・・。
うーむ・・・。TVでよく見ていた時に感じた若々しさがこうなってしまうとは、時の流れって残酷だな・・・。
ですが、ぱんだ軒のラーメンを美味しく食べていたカットがあったのは良かったですね。ギャル曽根は大食いだけじゃなく、美味しそうに食べているところでも魅せていた印象が強いですので、それが描かれたのは、本当に良かったところ。
欲を言えば、Bパートにも出てほしかったですが、今作の実在人物のゲスト出演は当たりだったと思っています。次回作は誰が本人役で出演するのか、かなり気が早いですが、すごく楽しみですね。
ギャル曽根は、良い感じに今話を面白くしてくれたと感じましたが、飯菜は、ギャル曽根以上にインパクトを残してくれたと感じています。所々で英語を入れて会話してくるとか、キャラ濃過ぎ! 今話のみの登場で終わらせるのが、もったいなく感じますね。
見た目はギャルっぽい彼女ですが、合間を縫って、料理の魅力を伝えるための勉強をしっかりしているのは、見応えありましたね。特に、ノートに見ている時の目力が、ものすごく印象に残りました。

夢を実現するのは、そう簡単な事ではありません。大きな壁がいくつもあり、何かにつまづいたり、くじけそうになる事は多々あるでしょう。
ですが、諦めずに、相応の努力を重ねていけば、いつかは夢が叶うもの。気持ちを強く持つのって大事ですよね。
憧れの人の努力を直に見たり、「一万回失敗しても、1回も諦めなかった」という言葉を聞けて、らんにとっては、すごく貴重な経験だったでしょう。この経験を糧に、今後も、自分の「大好き」を貫いていってほしいですね。
ゲストキャラの話が少し長くなってしまいました。では、そろそろ、今話のメインを飾ったらんについて語っていきましょう。
らんは、生活調査票の将来なりたい職業の欄に、グルメインフルエンサーとささっと書けていたのは意外に感じました。ぱんだ軒を継ぐかどうかで迷ってるんじゃないかな、と思っていましたので。
家の手伝いをする事は、やりがいがあるものの、それ以上に、美味しいと感じたものを自分なりに表現する事が大好きなんでしょうね。大好きな事を仕事にできる。それは、すごく幸せな事でしょうね。
あと、久々に、らんの個性的な食の語りが聞けて、満足です。
杏仁豆腐を食べて、「田舎に帰って来た孫に接する、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんのよう」と表現するとか、これぞ、らんの真骨頂! 「月とスッポン」を「月と靴の裏のガム」と表現していたのも、「落ち込んでるくせに、意外と余裕あるな」と笑わせていただきました。(笑)
あとは、緊張しがちなところをどうにかできれば・・・、といった感じですかね。
らんのあの個性的な語りは、ゆいとか、食べる事が大好きな親しい相手にはいくらでも出てくるんでしょうけど、そうじゃない相手には気恥ずかしさを感じちゃうのでしょう。これは、幼い頃に、ご飯の事を熱く語り過ぎたら、周りから変だと言われてしまったのが影響してるのかもしれませんね。
でも、あの語りは誰にでもできる事ではない、すごい事なんですよね。だから、変は変でも、良い意味で変だと思いますし、自信にしてほしいところ。
憧れの飯菜から、そう励まされて、らんは本当に良かったと思いますね。残り話数は、あと10話あるかないかといったところではありますが、そんな中でも、らんの個性的な食の語りを沢山聞けたらいいな、と楽しみにしています。
さて、次回は、あまねメイン回。年内の残り話数を考えると、次回が最後のあまねメイン回でしょうか。
前のあまねメイン回と同じく、ナルシストルー絡みで、あまねの心が大きく揺れ動くのかも? 文化祭という楽しい行事の一方で、話はかなりシリアスになりそうで、目が離せません。
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