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デリシャスパーティ♡プリキュア 第35話感想

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 今話の名セリフ:「大丈夫。パパとママは、ここねのどんな気持ちも受け入れるから。」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第35話「ここねとお別れ!? いま、分け合いたい想い」の感想です。



~ オープニング前 ~
 ある日、ここねの両親がイースキ島から帰ってきました。
 2人は、ゆいにそっくりなお姫様・マイラから、ある仕事を依頼されていました。それは、島の名物料理の開発。現地にレストラン街を作ったり、食材を育てる農園を作ったりする事も含まれています。
 そのため、結構スケールの大きな依頼であり、家族でイースキ島へ引っ越ししたいと話が出ました。


~ Aパート ~
 ゆい達もリモートで、マイラが島の名物料理の開発をここねの両親に依頼している事を知りました。
 マイラが島の人達のために頑張っている事に感心しますが・・・、
「ここねちゃん引っ越しちゃうの!?」
   
   
「れ、冷静に・・・。一旦落ち着くんだ・・・。」
「こぼれてるわよ・・・。」
   
 「冷静に」と言っているのが、一番落ち着いてねぇ。ゆいやらんのような変顔をするのに抵抗があるから、こんな奇行に走ったのかもしれませんね、あまねは。まったく、無理しやがって。(笑)

 まだはっきり決まった訳ではありませんが、ゆい達は、ここねと別れるかもしれないと思うと、気が気ではありません。
「でも心配なのは、私が今プリキュアを抜けてしまったら・・・。」
   
「それは気にしなくていいわ。プリキュアには縛られず、ここねは自分を一番に考えてちょうだい。」
   
「大丈夫パム! ブンドル団が出たら、ここねとパムパムは、イースキ島から駆けつけるパム!」
    
 いや、その駆けつけ方はどうなん? 美人枠のスパイシーが自転車こいで駆けつけるとか、おいおい・・・。こういうのは、ヤムヤムとか「ハートキャッチ」のマリンとかにさせて下さい。(笑)

 その夜・・・、
「お待たせ。」
   
「うん!」
「サクサクで、ふんわり!」
「パパのお料理は、いつも最高ね!」
    
「イースキ島と言えば、この魚フライなんだが、新しい名物料理なら、もっとアレンジしないとね。」
「そうね。あの島らしい工夫を。」
    
「となると、やっぱり現地の調味料を使ったり、地元の方の意見も聞いて考えたいわ。」
    
「そうだね。じゃあ、試食会だ!」
「沢山人を集めましょう!」
   
「どうかな?」
「え・・・。良いと思う・・・。」
    

 その後日も、ここねは、多くの友達と楽しい時間を過ごしました。
    
    
   
    
   
    

「イースキ島の海は、本当に真っ青なんだ。魚も沢山いたよ。」
    
「ここね?」
「え? うん、本当に綺麗・・・。」
    
   

 その後日・・・、
「お弁当忘れたみたい・・・。」
「ふえー・・・。それは大変・・・。」
   
「はい! おむすびと卵焼き、あげる!」
「私のフルーツサラダもつけよう。」
「じゃあ、らんらんは、特製シューマイで!」
    
「でも、みんなの分が足りないんじゃ・・・。」
「そんなの気にしない気にしない!」
「今日はフルーツが多かったし。」
    
「それに、分け合って同じのを食べるって、なんだか楽しいもん!」
   
   
    
   
「分け合って・・・。」
   
   
「ありがとう、みんな・・・。」
   

 その放課後、ここねの執事・轟は、ここねを気分転換させようと、ある場所に案内しました。
 その場所は・・・、
   
「ちょうど今が見頃でして。」
   
「私は飲み物を買ってまいりますので、どうぞごゆっくり。」
「ありがとう・・・。」
   
   
「パパとママとイースキ島か、それとも、みんなとこの街にいるか・・・。どっちもすごくすごく大事なのに・・・。」
   
「それを悩んでたパムね。」
   
   
「隠れて車に乗って来たパム!」
「パムパム・・・。」
   
「私ね、いつの間にか自分の周りが好きでいっぱいになってたの・・・。」
    
「ゆい、らん、あまね、マリちゃんにパムパム達・・・。クラスのお友達も・・・。それに、もちろん、パパとママも・・・。」
   
   
「私、いったいどうしたら・・・。」
   
「パムパムは知ってるパム。みんな、ここねの味方パム!」
   
    


~ Bパート ~
「ピタパンサンド?」
「ええ。イースキ島では、よくピタパンが食べられてるらしいの。」
「これなら手軽だし、栄養満点だ!」
    
『いただきます!』
   
   
「美味しい・・・。」
「よし。このレシピをシェフに伝えて、もっと細かいアイディアを出してもらうわ!」
    
「あとは、実際にイースキ島に行って、みんなの意見を直接聞かないとね!」
「うん・・・。」
    
    
「じゃ、食後のデザートを作りましょうか。」
「デザート?」
    
   
「ボールドーナツ・・・。」
「これを食べれば、ここねの気持ちを聞けるかと思って。」
   
「え・・・。」
「ずっと悩んでいたでしょ?」
   
「大丈夫。パパとママは、ここねのどんな気持ちも受け入れるから。」
   
    
「みんな味方パム。」
   
    
    
「パパ・・・。ママ・・・。聞いて・・・。」
   

 その頃、セクレトルーはレシピッピを捕まえていました。
 その直後、ゆい達がセクレトルーの元に。ですが、ここねがいません。
 セクレトルーは、ゴッソリウバウゾーを生み出しました。
   
 ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。ゆい達3人はプリキュアに変身します。

 ゴッソリウバウゾーは、近場の砂をすくっては岩に変えて攻撃。プレシャス達は回避するも、休みなく攻撃し続けるため、なかなか反撃できません。
 そして、気付けば、大量の岩に閉じ込められてしまいました。ゴッソリウバウゾーは、そこに全体重をかけて、プレシャス達を押し潰そうとします。
 プレシャスは、2000キロカロリーパンチで突破口を開こうとしますが、開いた穴が小さく、脱出できません。

 ゴッソリウバウゾーは、容赦なくプレシャスを押し潰そうとします。
 そんな中、ここねがやって来ました。ここねもプリキュアに変身して参戦します。
「父と母が考えた大切なピタパンサンド・・・。そのレシピッピは必ず取り戻す!」
    
    
   
    
   
「無理だわ・・・。このままじゃ・・・。」
   
「スパイシー! ごめんね! 本当はもう頼っちゃいけないのに・・・。」
    
「いけなくなんかない! だって・・・。」
   
「私、お友達と離れたくない・・・。」
   
「でも、パパとママとも一緒にいたい・・・。それに、イースキ島のお料理作りも応援したいの・・・。」
   
   
「だから・・・。」
   
   
「だから・・・。」
   
   
「ここね。気持ちを話してくれて嬉しいよ。」
「パパ・・・。」
    
「ここねの願いを叶えられるように、一緒に考えましょう。」
「ママ・・・。」
   
   
「私、これからも、みんなと一緒にいたい! 楽しいや嬉しいも、それに、苦しいや悲しいも、今という一瞬一瞬を分かち合っていきたい!」
   
    
   
「みんなは私の大切な・・・、」
   
   
「お友達だから!」
   
    
   
「ありがとう、スパイシー・・・。」
   
「よーし!」
「私達も!」
   
    
    
   
「何? あの光?」
   
    
    
    
   
「何!?」
「やった! 今よ!」
    
 という事で、ライト・マイ・デリシャス。ゴッソリウバウゾーをやっつけ、レシピッピを救出しました。

   
    
    

「ここねがあんなにも真っ直ぐ自分の気持ちを話してくれるなんて・・・。」
「きっと素敵なお友達に出会えたんだね・・・。」
   
   

 その後日・・・、
    
   
『いただきます。』
   
   
「美味しい!」
「でしょ? イースキ島でも人気が出そうよ!」
   
   
「ママ・・・。」
「大丈夫よ、ここね。いつも心は繋がってるから・・・。」
    
「ママの言う通りだ。」
「うん・・・。」
   
「そうだ、ママ! 今日学校でね!」
「なになに?」
   
   

 今回は、これで終了です。


次回:「らんがデビュー!? きらめくグルメ・エモーション!
 ぱんだ軒にTV番組の取材がやって来ました。番組には、ある有名人がリポーターとして登場するそうです。
 憧れの人の輝く姿を目の当たりにするらんだったが・・・。


【まとめ】
 ここねの周りは、すごく良い人達ばかりで、本当に幸せだよな・・・。
 今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。物語序盤と比べてのここねの変化や、ここねの周りの人達の優しさに、心が温かくなる良回だったと感じています。

 ここねは、両親に対して、友達と離れたくないとか、両親と一緒にいたいと、はっきり言っていたあたり、本当に変わりましたよね。それこそ、プリキュアに初めて変身する直前は、1人が楽だとか、人と関わるのは面倒で疲れるなんて言っていたのですし。
 それに、過去に、自分の気持ちを伝えるのはワガママじゃないと両親が言っていたのも大きいでしょう。この言葉がなければ、ここねは自分の気持ちを抑え込んでしまい、ズルズル流されて、両親と一緒に引っ越してたかもしれないでしょうね。ここねの心に大きな後悔が生まれたんじゃないかと思います。
 そう思うと、ゆい達と出会えて、そして、そこから様々な「好き」を見つけられて、本当に良かったと思いますね。今作の残り話数は10話程度とだいぶ少なくなりましたが、それでも、今後も多くの「好き」を見つけてほしいな、と楽しみにしています。

 今話は、ここねメイン回でしたが、ここねの周りの人達の優しさも印象的で、彼らにも大きな見所があったと感じています。
 まずは、自分がプリキュアから抜けたら他の3人の負担が大きくなるんじゃないかという、ここねの不安に、ローズマリーは、それは気にせずに、自分を一番を考えてほしいと言ってくれました。いつもゆい達を温かく見守ってる良い大人っぷりは今話も健在でした。

 続いては、ここねが昼食を忘れてきた時に、ゆい、らん、あまねが自分達の昼食を分けてくれました。
 食べ歩きしている時に、自分が注文したものを他の子達に分け与えて一緒に食べる事は何度かあるでしょう。だから、ああやって遠慮なく自分達の昼食を分けていたのは、ゆい達にとっては自然な流れだと思いますね。
 同じものを分け合って食べる事が多いくらいの仲の良い友達ができて、改めて良かったと思います。

 Aパート最後の方では、執事の轟が、ここねをイチョウ並木へと案内。
 良い景色を見ると、心が落ち着いて、色んな物事をじっくり考えられやすくなるもの。ピクニックが上手くいかなかった時といい、ここねの表情を察して、ここねが元気になりそうな良い場所に案内するのが本当に上手いですよね。さすが、執事。

 その後は、パムパムが、皆がここねの味方だと言ってくれました。
 ああ言ってくれた事で、ここねは、かなり気が楽になったでしょう。ここねは、他人を気遣うあまり、自分の気持ちを溜め込みがちなところがあると思うと、最高のアドバイスだったと思いますね。本当に良いパートナーです。

 最後は、ここねの両親。
 ここねが何かに悩んでいるのを察して、ボールドーナツを作ったのは、本当に分かってますよね。あれが、ここねと両親の心の距離を縮めたのですし。
 それに、父・しょうせいが、「パパとママは、ここねのどんな気持ちも受け入れるから」と言っていたのも、なんかカッコ良かったですね。こういう父親になってみたいものです。まあ、その前に彼女作んなきゃな・・・。(前話感想でも同じ事言ってたよな(笑))

 ここねの気持ちを聞いて、母・はつこだけがイースキ島に行き、しょうせいは、ここねと一緒にいる事になりました。ゆい達と一緒にいたい、両親とも一緒にいたい、両親の仕事を応援したいとなると、これがちょうど良い形でしょうか。
 それにしても、お父さんが、ここねと一緒にいる事にしたのは意外でしたね。異性よりも同性の方が話しやすいですので、残るならお母さんかな、と思ってましたし。それに、お父さんは、現地に行って色んな事を知るのが好きそうだと思ってましたからね。
 過去回を振り返ると、お母さんよりもお父さんの方が、ここねの事をもっと知りたいと思っており、その流れで、お父さんがここねと一緒にいる事にしたのかな、と思いますね。実際どんな理由なのかは分かりませんが、今話も、芙羽一家の楽しいひと時に心温まる事ができて良かったと感じています。

 さて、次回は、らんメイン回。
 これまで通り、らんの魅力を存分に味わえる話になったらいいな、と楽しみにしています。特に、食べ物の熱い語りは最近聞いてない気がしますので、久々に聞いてみたいですね。
 さらに、次回は、大食いで有名なあの人が本人役で出演! 今話視聴後にこの事実を知った時は、「おお! ついに、この人も『プリキュア』に出るのか!」と興奮してました。
 自慢の大食いは描かれないと思いますが、食べる事が大好きなところが描かれると嬉しいですね。次回のストーリーをどう面白くしてくれるのか、目が離せません。
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