ラブライブ!スーパースター!! 2期第2話感想
- 2022/07/30
- 01:37
今話の名セリフ:「自分がやりたい、目指したいって思った事を信じてみろよ! 周りの声なんて、気にするな!」
「ラブライブ!スーパースター!!」2期第2話「2年生と1年生」の感想です。
~ オープニング前 ~
きな子がスクールアイドル部に入部して、最初の練習日が来ました。2年生5人ときな子が全員集まって、練習が始まります。
きな子は、自分がラブライブのステージに立つ事を想像して、意欲的に練習に臨みますが・・・、


「大丈夫!?」
「すいません・・・。」

「初めは誰でもそうなるよ!」
「頑張ります!」

ですが・・・、







「あれ?」


~ Aパート ~
「やっぱり駄目っす・・・。」
「まだ初日だよ?」
「そうデスよ!」


「昔から運動は苦手で・・・。」

「待ってー!」

「きな子ちゃんが鬼!」
「待ってー! 待ってー!」




「いつも1人で置いてかれてたっす・・・。」

「そんな事心配ないデス!」
「そうそう! この子なんて、入った時、腹筋1回もできなかったんだから!」

「それはもう過去の事! 可可も必死で・・・。」
「この子を安心させるためでしょ! 話合わせなさいよ!」


「そうデス! キナキナの方が昔の可可よりも、ずっとすごいデス!」
「そうなんっすか?」


「うん! だから前向きに!」

「そうだ! センター立ってみて!」
「きな子がっすか?」
「うん!」



「わあ・・・。」
「気持ちいいでしょ?」
「はい!」

「これがラブライブのステージになったら、応援してくれる人が沢山集まってくれて、私達に力をくれるんだ・・・。」


「素敵っす・・・。」
「だから元気出して!」
「頑張ります!」


「どうぞ。」
「強化メニュー?」


「可可が体力ゼロだった時の秘密のメニューデス。キナキナにあげマス。」
「午前5時起床。柔軟の後、ランニング3キロ・・・。すごく事細かに! ありがとうっす!」


「でも無理しなくていいよ! あくまで自分のペースで!」
「はい!」


それから少しして・・・、


「お先でーす!」




「ちょっと。」



四季のやべーヤツっぷりが加速しとる・・・。変な発明品を身に付けて、一気に近付いて耳元にささやくとか、変質者過ぎるよー!(笑)
「時間、ある?」

「座って。」
「はい・・・。」


「どんな感じ?」
「と言いますと?」
「スクールアイドル部。」


「もしかして、興味あるんっすか!?」
「うん。メイが。」
「メイ?」

「何見てんだ!」


「それで? スクールアイドル部は? 怖い先輩とかいない?」
「先輩は、みんな優しいっすよ!練習は確かにちょっと厳しいっすけど、でも、ラブライブ目指すんなら仕方ないっす!」


「ラブライブ・・・。」

「お願いがある。」

その後日、かのんは、朝5時に起きて、ランニングに出かけます。
家を出ようとした時、ランニングしているきな子を発見。一緒に走る事になりました。
ある程度走ったところで、間休みを入れます。
「自分のペースで。無理が一番良くないよ?」
「でも、かのん先輩達、優勝目指しているんっすよね?」

「うん・・・。」
「きな子・・・、きな子、足を引っ張りたくないです!」



「分かるよ。でも、ラブライブで優勝したい。それは大事な目標なんだ・・・。」

「それと同時に、みんなに、スクールアイドルは楽しいって知ってもらいたい・・・。」

「かのん先輩・・・。」
「きな子ちゃん以外の1年生にも、楽しいなって思ってもらえて、一緒にやれたら最高だなって・・・。」

「でも、それには、どうしたらいいんだろう?」
「すいません・・・。」
「いやいや、きな子ちゃんを責めてるわけじゃないの! むしろ謝るのは私の方・・・。負担かけちゃってごめんね・・・。」

「もうちょっと考えてみる・・・。」



それからしばらくして・・・、


「本当にいくんっすか・・・?」

「お願いがある。メイを誘ってほしい。スクールアイドルに。」

「メイ。あの子、話があるって。」
「えっ・・・。いや・・・、その・・・。」



「スクールアイドル部のため・・・。」

「あ、あなたも・・・。」



「あなたもスクールアイドルやってみませんか!?」

「え!? 米女さんがスクールアイドル!?」
「好きだったんだ・・・。」


「米女さん・・・。」
「ちょっと来い!」


「命だけはお許しを! お金は今ないんっす! 仕送りで暮らしており・・・。」

「パン! パンならあるっすよ! カルボナーラパン! 今マイブームで・・・。」
「何も取らねえよ・・・。」


メイが不良っぽく思われてて草。そりゃ、ドスのきいた声で「ちょっと来い」なんて言われたら、怖く感じるのは、仕方ないですよね。まあ、そんなのが、Liella!の練習を想像してはしゃいでいたのですから、よう分からん。(笑)
「四季に言われたのか? 私の事スクールアイドル部に誘えって。」
「はい・・・。」
「今後は無視しろ。」
「はあ・・・。」

「あと、みんなでいる時にスクールアイドルの話を私にしてくるな。私はスクールアイドルなんか興味ねえんだ。」

その後の体育の時間で、きな子がバテているのを見たクラスメイト達は、スクールアイドル部は練習が厳しいんじゃないかと考え出します。きな子は誤解だと言うものの、周りは分かってくれません。
~ Bパート ~
可可とすみれは、入部希望者が来るのを待っていましたが、誰も来ません。
「やはり、すみれのせいで誰も来マセン・・・。」
「何で私?」
「それ以外考えられないデス・・・。」
「失礼な!」

「どうもっす!」
「キナキナ!」
「どう? 1年生声かけられた?」

「すみません・・・。何人か声はかけてみたんですけど、みんな及び腰で・・・。」
「やっぱり、すみれのせいデスか・・・。」
「しつこい!」

「たぶん、きな子が悪いんです・・・。」
『え?』
「きな子がいるから、きっと・・・。」


「何言い出すのったら言い出すの! 私の責任だって言ってるでしょ!」
「そうデス! そうデス!」

「そう! 私にもっとオーラさえあれば・・・、って、じゃかましい!」


見事なノリツッコミ、ありがとう。(笑)
つーか、さっきから、すみれのせいばかりにされていて草。これは、私も、仕事とかで理不尽な目にあったら、ギャラ子のせいって事で割り切っちゃおうかな。いやー、ギャラ子、便利だなー。(笑)
スクールアイドル部に入部希望者がいないのは、練習中のきな子を見て厳しそうだと思ったからだそうです。
きな子は、かのん達に非はなく、自分が運動苦手なのが悪いと言いますが、何か変えなければ1年生が入部してこないのは事実。
そこで、千砂都は練習メニューを簡単にしてみないかと提案しました。
きな子は、それは違うと反対するものの、恋は、この学校にスクールアイドルを根付かせたい思いから、まずは多くの1年生が入部できる環境を作ろうと主張します。
という事で、ラブライブ優勝を目標としていたのを、ラブライブ出場に下方修正。また、練習時間は1時間にまで減らします。
「さらに1年生を集めるために・・・。」


「たこ焼きだよー!」
「スクールアイドル部は屋上で練習しています!」
「ぜひ見学にいらして下さい!」




「美味しい・・・。食べる?」
「いらねーよ!」

「はい。練習メニューだって。いる?」


「どっちもいらねー!」

「ふー、大盛況!」
「これで、興味持ってくれる人が少しでも増えたらいいんだけど・・・。」






練習が軽くなった事で、早朝ランニングがなくなりました。
そして、1時間で練習終了となれば、物足りなく感じるもの。とはいっても、きな子には少しきつそうですが。
その直後・・・、

「座れ。」

「え?」
「座れって言ってんだよ!」
「は、はいっす!」

「申し訳ないっす! パンは食べてしまったので、今はこれしか!」
「ちげーよ。何、勘違いしてんだ!」



「気にしちゃ駄目。これがメイの普通。」

なんかとんでもない「普通」やな。つーか、四季も、こんな風に神出鬼没に現れるのが「普通」なんでしょうか。ロクでもないのが意外と多いな、と感じる今日この頃です。(笑)
「何すか?」
「何で、お前がいるんだよ?」
「偶然。構わず話して。スクールアイドルの話。」


「スクールアイドルの話?」
「べ、別に、私は、そんな事話すつもりは・・・。」


「違うの?」
「はあ・・・。」

「桜小路はさ、やってみたいって思ったんだろ? スクールアイドル。」
「え?」
「だから入ったんだろ? 優勝目指してて、練習も厳しいって知ってて入ったんだろ?」
「それは・・・、そうっすけど・・・。」

「だったら、そのまま突き進んでくれよ・・・。」
「え?」


「自分がやりたい、目指したいって思った事を信じてみろよ! 周りの声なんて、気にするな!」


その翌朝、早朝ランニングは練習メニューにはないものの、それでは落ち着かないと感じたかのんは、ランニングに出ました。
その途中・・・、

「かのん先輩。」
「きな子ちゃん・・・。」
「やっぱり、きな子は練習しなきゃと思って・・・。」
「実は、私も全然落ち着かなくて・・・。」

「なぜ、ここに?」
「あ、きな子ちゃんまで!」
「みんな自分だけ練習しようなんてズルいわよ!」
「こんな所で鉢合わせるなんて・・・。」


「しかも、同じ時間に!」
「みんな!」

「あの、やっぱり戻しませんか? きな子がこんな事言うのは失礼かもしれないっすけど・・・。」


「きな子も、やっぱりLiella!さん達と優勝目指して頑張りたいんっす!」

「きな子が憧れたのは、こんな風になりたいって思ったのは、優勝目指して必死に頑張っている先輩達なんです! 大変でも前向きに頑張っている先輩達なんです!」


「ですが・・・。」
「分かってます・・・。でも・・・、でも・・・。」


「私もずっと思ってた・・・。これが本当にいい事なのかなって・・・。」
「先輩・・・。」

「メニューを戻したら1年生が入ってこなくなっちゃうかもしれない・・・。きな子ちゃん1人って事になってしまうかもしれない・・・。それでも頑張ってくれる?」
「はい!」

「一緒に優勝目指してくれる?」
「はい!」

「いい?」
「私は賛成!」

「きっと伝わると思うんです。大変でも、やりたい事を続けていれば、その先にある楽しさは大きくなるって! みんなが一緒にやってみたいって思うものが作れるんじゃないかって、そう思うんっす!」


「すいません・・・。出過ぎた真似を・・・。」
「いえ・・・。その通りだと思います・・・。」


「恋ちゃん・・・。」
「信じましょう。スクールアイドルの力を。私達の思いはきっと届きます!」
「はい!」

「危うく目標を見失うところだったね。」
「不覚ったら不覚だわ。」
「目の前の事に気を取られ過ぎマシタ。」



「目指すべきものは変わりません!」



「きな子ちゃん!」



「私達はLiella! 私達が目指すのは!」
「ラブライブ・・・、」
『優勝!』




そして・・・、





「澁谷・・・、かのん・・・。」

今回は、これで終了です。
エンディングのタイトルは「追いかける夢の先で」。今回は、きな子1人だけで歌っていましたが、1期と同じく、本編の内容に合わせて歌い手が変わりそうですね。
映像は、後半がなんかすごい事に・・・。イチゴ食べさせリレーとか、誰かの髪型を真似したりとか、見応えあり過ぎぃ! 次回以降も、この美しいエンディング映像を見て、感想を書くテンションを上げていきたいと思います。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
今回は、2期に入って2話目。前話のきな子に引き続いて、誰かがスクールアイドル部に加入! ・・・という事はなく、また、挿入歌もありませんでしたが、目標に向けての熱さやがむしゃらさが感じられ、「この熱さこそラブライブ!」と叫びたくなるような良回だったと思います。
この熱さやがむしゃらさは、1期2話を思い出しますね。あの時は、スクールアイドルフェスで優勝しなければスクールアイドル部は設立できないという高いハードルが与えられていましたが、それでも、かのんと可可は、結果を残そうと必死に頑張っていました。
あの時がむしゃらになっていなかったら、今はスクールアイドル部がなく、結ヶ丘の新入生の数も相当少なかったかもしれないと思うと、熱さとか、がむしゃらさとかって、かなり大切なものなんだな、と感じました。
あと、きな子の運動苦手なところも、初期の可可を連想させるでしょう。今こそ可可は、何の問題もなく練習についていけてますが、1年前は本当に大変だったんですよね。
まあ、あの時は、「パタリ!」とか「このぐらいにしておいてやるデス」とか「リズムゲームは得意デスよー」など、そこまで深刻さは感じられなかったですけどね。でも、あそこで頑張ったからこそ、ラブライブ優勝を目指している今がある訳であり、可可のすごさを改めて感じますね。
可可が体力ゼロだった事は少しコミカルに描かれた一方、きな子の方はシリアスに描かれました。きな子がLiella!の練習についていけてないところが、結ヶ丘のスクールアイドル部の練習は相当厳しいんじゃないかと周りに思われ、入部したいと思う新入生は現れませんでした。
とは言っても、かのん達は、きな子に厳しい練習を課している訳ではなく、自分のペースでいいと言っています。それは、他の1年生が入ってきたとしても、同じ事でしょう。
でも、かのん達は、1年足らずでラブライブ東京大会で準優勝したほどの実力あるチーム。かのん達に才能があるといっても、相応の練習をしなければ、この結果は残せないでしょう。
そんなかのん達がそれ以上の結果を目指すとなると、今以上の練習は必要であり、入部した頃は自分のペースで良くても、いずれついていけなくなると思います。となると、スクールアイドル部入部を避けてしまうのは仕方のないところでしょう。まあ、やる気があれば、話は別ですが。
そこで、かのん達がとった策は、練習メニューを軽くしたり、練習時間を少なくしたりなど、新入生が集まりやすい環境を作る事。それで本当に新入生が多く入部してくれれば、部は賑やかになるでしょうし、ステージも華やかになりそうです。
でも、それだと、練習量の減少が緊張感を緩ませ、妥協や緩い雰囲気を生み出しかねないでしょう。ラブライブ優勝からは大きく遠のき、ラブライブ東京大会で優勝できなかった悔しさが無駄になってしまうでしょうね。その時の悔しさは絶対に忘れてはならないもの。
となると、今まで通りが一番なんでしょう。やっぱり、自分達らしさは大事ですね。
それをかのん達に気付かせたきな子は強い子なんだな、と感じました。初めてビジュアルを見た時は、のんびりペースな性格だと思っていましたが、やる時はやる健気な子なんだと、見る目が変わりました。
今はまだ、先輩達の練習についていけないところがありますが、その健気さがあれば、早い段階で肩を並べられそうな気がしますし、そんな描写を見てみたいもの。今話を見終えて、きな子もLiella!の立派なメンバーだと感じました。
また、自分の信じた道を進んでほしいときな子を応援してくれたメイも見応えがありました。口が悪いところはありますけど、優しいですよね、この子も。
スクールアイドルに興味がないとは言ってましたけど、本当は興味があり、部に入りたいんでしょう。ただ、自分はそんな柄じゃないと思っているから、あえて興味ないと言って、そっけない態度をとっているのかもしれませんね。
今話を見終えて、何をきっかけにメイがスクールアイドル部に入部するのか、ますます楽しみになってきました。
四季も、メイにやりたい事をやってほしいと思っていて、良い子ですよね。まあ、やべーヤツっぷりは加速してますけど。(笑)
四季は、メイにスクールアイドルをやってほしいと思っているんでしょうけど、体験した事のない人間がスクールアイドルの楽しさを説明したところで、説得力はないと思っているのでしょう。だから、きな子に、メイをスクールアイドルに誘ってほしいと頼んだのかもしれませんね。
この子も、どうやってスクールアイドル部に入部するのか、かなり気になってきました。あ、もちろん、やべーヤツっぷりにも期待しています。(笑)
気になったといえば、今話ラストに登場した少女もですね。

この子は、他校のスクールアイドルでしょうか。Liella!の大きなライバルとして存在感を見せそうな気がしますが、果たして?
という事で、今話も、かなり楽しい内容だったと感じています。次回もそうなってくれる事を期待しています。
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