fc2ブログ

記事一覧

デリシャスパーティ♡プリキュア 第4話感想

DELICIOUS04.jpg

 今話の名セリフ:「私、守りたい! 大切な場所を、あの子と!」
  
 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第4話「ふくらむ、この想い・・・ キュアスパイシー誕生!」の感想です。


~ オープニング前 ~
   
    
    
「お嬢様。登校のお時間です。」
    
    
    
    
   


~ Aパート ~
 今日から新学年がスタート。ゆいとここねは同じクラスになりました。
「あの人、芙羽さまだよね?」
「芙羽さまと同じクラスじゃん!」
    
   
「芙羽さまも同じクラスだったんだ。」
「芙羽さま?」
   
「芙羽ここねさん。頭脳明晰の超美人! おまけにスタイルも抜群で、なんと、お父さんは、高級レストラン『デュ・ラク』のオーナー。」
   
    
   
「ま、私達とは住む世界の違うお嬢様だよ。」
「へー・・・。」
   
「なあ、声かけてみようぜ?」
「お前が先行けよ!」
   
『あ・・・。』
「行っちゃった・・・。」
「芙羽さまがオレ達としゃべってくれる訳ないか・・・。」
    

[翌日、ゆいちゃんは、ここねちゃんと話そうとしますが・・・。]
   
 休み時間も、他の生徒から話しかけられたりなどで、話せずじまい。そんな中、ここねは、ウサギ小屋の外に穴が開いているのを見ました。

 しばらくして、昼休み。

「芙羽さん! 一緒にご飯食べよ・・・。」
「あの子なら、もう行っちゃったよ?」
「うう・・・。」
    
「ねえ、もしかして、食堂にいるんじゃない?」
「そっか! ありがとう! 行ってみる!」
「らんらんも行こー!」
    
   

    
   
「はらペコった~・・・。でも、芙羽さん探さなきゃ!」
   
   
「ひやシュワが滑らかなパラレルターンを描く・・・。」
   
    
「学校始まったって感じ!」
    

 少しして、ゆいは、ここねを見つけました。ここねはマットを動かそうとしていますが、ビクともしません。
 そこで・・・、
   
「あなた・・・。」
「これ、動かしたいんだよね?」
   
   
「別に・・・。1人でやるから・・・。」
   
「お祖母ちゃん言ってた。人の力もダシも、合わせるのがミソって。」
   
「一緒にやれば、きっとできるって事!」
   
   
「せーので引っ張ろう。」
「うん。」
   
「せーの!」
   
   
「動いた!」
「うん!」
   
    
   
「どうしたの?」
   
    
   
[ここねちゃん、子ウサギが1羽いない事に気付いて、ずっと探していたようです。]
   
    
   
「芙羽さん、優しいね!」
「え?」
「この間も、コメコメの事で助けてくれて、本当にありがとう!」
    
「あれは偶然会っただけで・・・。」
「ねえ! 今日の放課後、家に遊びに来ない?」
    
「え・・・。」
「じゃあじゃあ、芙羽さんの好きな場所はどう? またみんなと会ってほしくて!」
   
   
「こんな風にキュルキュルした目で会いたそうにしてて・・・。」
   
   
「え? えー!? なんで学校に!?」
    
「あー、来ちゃったのか・・・。ね、こんな感じなの! でも、学校じゃなんだし、放課後どう?」
    
    

 そして、放課後。
   
「か・・・、か・・・。」
    
「お待たせ! どれも美味しそうで迷っちゃった!」
    
「マリちゃんも来れば良かったのに・・・。」
   
「パームーパームー・・・。まさか学校まで行くなんてね・・・。」
「ごめんなさいパム・・・。」
   
「ま、何事もなくて良かったわ。」
   
「で、ハートベーカリーで会うんでしょ? 私も一度も行ってみたいわ!」
   
「マリちゃんも来る?」
「えー、悪いわよ! でも、ゆいがいいなら!」
    
「そっか! じゃあ行ってくる!」
「って、置いてくんかい!」
   
 そりゃあ、最初に「悪いわよ」なんて言っちゃったらなあ。初めから「行く」と言っておけばいいのに、バカなヤツだ。(笑)
 それに、行ったら行ったで、「女の子達の憩いの空間に野郎がいるとか、どういう了見だ! コラァ!」とスタッフ様に言われて制裁を食らうのがオチでしょうね。置いてかれて良かったと思います。(笑)

「ハートパンと新作のロールパンサンドで迷って、両方にしちゃった!」
「私も、ロールパンサンドと迷った・・・。」
    
「やっぱり?」
   
   
「良かったら半分どうぞ!」
   
   
「ありが・・・、」
「ほら、ワンちゃん用のもあったよ!」
    
    
「うーん、デリシャスマイル~!」
   
    
   
「美味しい・・・。」
「ね!」
   
    
「素敵なお店だね。よく来るの?」
「うん。静かで穏やかな空気がいつも満ちてる。ここで過ごす1人の時間が好きなの・・・。」
    
   
「あ・・・。じゃあ、うるさくしちゃったね・・・。ごめんね・・・。」
「別に・・・。」
    
   
    
「もしかして、見えるの?」
「あなたも?」
「うん!」
    
   
「すごーい! 嬉しい!」
   
「とっとっと・・・。」
   
   

 その後、ここねが何か言いたそうでしたが、ジェントルーが現れ、レシピッピを捕まえていきました。
「ジェントルー! なんて事を!」
「マリちゃん!? どうしてここに!?」
   
「うらやましくてこっそり来ちゃったなんて、恥ずかしくて言えないわ!」
「言ってるよ!」
   
 ですよねー。秘密になってなくて、草生えるぜ。(笑)
 それに、ゆいやここねと一緒の席に座ろうものならスタッフ様からの制裁待ったなしですので、遠くから見る事しかできなかったのでしょう。フッ、いくらオネエでも、レシピッピ捜索隊隊長という肩書があっても、超えられない壁ってものがあるのを、しっかり頭に叩き込んでおくんだな。(お前、何様だよ(笑))

 そして、ジェントルーはウバウゾーを生み出しました。
   
 すぐに、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開し、ゆい達をワープさせました。ですが、ここねも、フィールドに行こうと手を伸ばし・・・。



~ Bパート ~
 ゆいはプリキュアに変身。
 ですが、デリシャスフィールドに入っていたここねが見ていました。プレシャスはウバウゾーの相手をし、ローズマリーはここねに逃げるよう言いました。
「何が起きてるの? どうしてあの子は戦っているの!?」
「それは・・・。」
   
「あなた話せるんでしょう!? 教えて! お願い!」
    
「レシピッピが盗まれたせいで、パンの味が変わってしまったパム・・・。」
「パムパム!」
「レシピッピ?」
「プレシャスはそれを元に戻すために戦ってるパム・・・。」
    
 一方、ウバウゾーと戦っているプレシャスは、相手が強いために苦戦しますが、それでも諦めずに戦います。
「大丈夫・・・。芙羽さんの大切なパン屋さんは、あたしが守るから!」
   
   
「マリちゃん、早く芙羽さんを!」
   
   
「さあ、ここから外へ!」
「早く逃げてパム!」
   
「ごめんなさいパム・・・。パムパムが会いたいなんてワガママ言わなければ、こんな事には・・・。」
    
「あなたに会えて良かった・・・。」
「パム?」
   
「私、ここに残る・・・。あの子と一緒に、また美味しいパンを食べたいの・・・。」
   
「私、1人が楽だった・・・。静かな1人の時間が好き・・・。人と関わるのは面倒だし、すごく疲れるから・・・。」
    
    
「でも、あの子と一緒だと、心の中で温かいものが、今まで知らなかった思いが、どんどん膨らんでいく・・・。」
    
「私、守りたい! 大切な場所を、あの子と!」
   
「だって、どんな事も、一緒にやればきっとできるって、もう知ってるから!」
    
「ここね!」
   
「パムパムも、ここねと一緒に守りたいパム!」
「パムパム・・・。」
    
    
    
「ハートキュアウォッチ!?」
「ここね、プリキュアに変身パム! プレシャスと一緒に助けるパム!」
    
「うん!」
   

   
「プリキュア! デリシャスタンバイ! パーティゴー!」
    
    
    
    
    
「ふわふわサンドde心にスパイス! キュアスパイシー!」
    
   
「分け合う美味しさ、焼き付けるわ!」
   

 そして、スパイシーもウバウゾーと戦います。
 ブーメラン状に動く計量皿の攻撃はスパイシーがバリアで対処し、その間にプレシャスが攻撃。プレシャスの攻撃は回避されますが・・・、

   
「ピリッtoサンドプレス!」
    
 続けて、プレシャスが500キロカロリーパンチ。ウバウゾーにさらにダメージを与えました。
 そして・・・、

「プリキュア! スパイシーサークル!」
    
    
   
『ごちそうさまでした!』
   
    
    
    

「スパイシー、やったね!」
「一緒だから、できたの・・・。それに、私、ずっとあなたに伝えたかった・・・。」
    
「ありがとう・・・。」
   
   
「エヘヘ・・・。こちらこそありがとう!」
「これからはずっと一緒パム!」
    
「心強い仲間ができたわね!」
「うん!」
   
   
「アハハ・・・。はらペコった~・・・。」

「もうプレシャスったら!」
    
「それなら・・・。」
   

   
    
   
「どうぞ。」
「ありがとう!」
   
    
「デリシャスマイル~!」
   
   
「美味しい!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「なかよくなりたいのに・・・! ここね、初めてのおともだち!
 ここねに避けられているんじゃないかと感じているローズマリーと、友達との接し方に戸惑うここね。
 そこで、ゆいは、2人をお出かけに誘い、昼食を皆で作って食べる事に。


    今話の「またみてね」


【まとめ】
 という事で、今話で2人目のプリキュアが登場。
 前話ラストや今話Aパート前半で感じた孤独感に上手く光を当てた事から、プリキュア変身に繋がり、ここまで2人目のプリキュア登場を引き延ばした価値はあったかな、と感じています。

 まず、ここねは、学校では多くの生徒から「芙羽さま」と呼ばれており、驚きました。
 いやいや、いくら家が裕福で、頭が良くてスタイルが良いからって、「様」付けで呼んで持ち上げるとか、おいおい・・・。まあ、私も、プリキュアスタッフの事を「スタッフ様」と呼んでますので、人の事は言えないか! ハハハ!(笑)
 過去作を見ると、キャラクターカラーが青の子って、お嬢様は多いけど、「様」付けで呼ばれてたのはいなかったような・・・。しかも、「ハピネスチャージ」のひめは、モノホンの王女様なのに「様」付けされてなかったと思いますし、前作のローラも、「様」付けされそうな貫禄があり、次期女王にもなれたのに、誰も「様」付けで呼んでなかったんだよなあ・・・。この2人は、ここねが「様」付けされてる事に歯ぎしりしてるかもしれませんね。(笑)

 下らない妄想はともかく、「様」付けで呼ばれるほど持ち上げられるのは、心地良いものではないでしょう。誰かと話したい、仲良くなりたいと思っても、避けられがちになりますし。
 しかも、それが幼い頃から常態化してるとなると、口数が少なかったり、1人でいる方が気楽だと感じるのも致し方のない事でしょう。

 そう思うと、ゆいとの出会いは、ここねにとって幸運だったと思いますね。誰もがここねを雲の上の存在と見る中、ゆいは気さくに話しかけ、対等に接してくれたのですから。人付き合いに疲れを感じやすいここねですが、ゆいと一緒にいた時はだいぶ気が楽になれたんじゃないかと思いますね。
 それに、誰かと協力する事で、1人ではできなかった事ができるようになったのも、良かったところでしょう。ここねは周りと比べると優秀な子で、1人でできそうな事は多いと思いますが、それでも、何でもかんでも1人でできる訳ではありません。何としてでも1人でやらなければと意地を張るよりも、協力を求める事が大切でしょう。
 まあ、そうは言っても、いきなり積極的に誰かに話しかけたり、協力を求めるなんてのは難しそうな気がしますが、そこは、ゆい達と付き合っていくにつれて少しずつ変わっていってほしいな、と思いますね。最終回までに、ここねは、ゆい達と一緒にいる事で、どれだけ楽しさややりがいを感じるのか、しっかり見ていきたいと思います。

 とまあ、ここねについて少し真面目に語りましたが、パムパムを見て悶えちゃってるのが、可愛過ぎ! しかも、ハートベーカリーでコメコメとパムパムを一度に見て、可愛いと言うのを堪えているのが、また可愛い!
 しかも、今話ラストの笑顔もかなり印象に残りました。1人でいる事が多いゆえ笑顔になる事は少ないと思ってましたので、意外でしたね。
 もしかしたら、小さい女の子達にコスメや可愛いものを教えたりして、笑顔になる事がそこそこ多いのかも? 今後そういう描写があったらいいな、と楽しみにしています。

 さて、次回は、3人目のプリキュアが登場、・・・ではなく、ここねがメインの話に。まあ、2人目のプリキュア登場を2回も引き延ばしたんですから、3人目も引き延ばすに決まってますよね・・・。ハハハ・・・。(泣)
 とはいえ、ここねが、誰かと一緒にいる事に楽しさや心地良さを感じる話になると思われ、見応えのある回になりそうですね。それにまだ、お互いの呼び名も「和実さん」「芙羽さん」と味気ないですので、次回で変わってくれると期待したいです。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック

デリシャスパーティ♡プリキュア 第4話 感想

【ふくらむこの想い・・・キュアスパイシー誕生!】 昨日は地元大阪の京セラドームでラブライブ!虹ヶ咲のライブがあった関係で感想が当日中に書けませんでした。 さて本題!芙羽ここねさん、一人が良いと言いつつも本当は誰かに話しかけてほしかったんだろうな。 一人の方が気楽なんだけどたまには誰かと話したくなるし、完全に一人ってめっちゃ寂しいよ。 それも自分自身を高嶺の花とか高級レストランのオーナ...

デリシャスパーティ・プリキュア4+仮面ライダーリバイス24+機界戦隊ゼンカイジャー49終

機界戦隊ゼンカイジャー 第49カイ「俺の世界、みんなのセカイ」内容ついにトジテンド王朝が滅んだ。。。。世界は元通りに。介人(駒木根葵汰)は父・功(川岡大次郎)母・美都子(甲斐まり恵)そしてヤツデ(榊原郁恵)と、いつものように朝食をとっていた。功、美都子は、並行世界を見つける研究をしていたが、介人は、なにか違和感を覚えていた。敬称略かなり、綺麗にまとめた。。。って感じかな。ほんと、どうなるかと...

デリシャスパーティ♡プリキュア テレ朝(2/27)#04

第4話 膨らむ、この想い…キュアスパイシー誕生! 芙羽ここねは大手レストラン経営の父親を持つ富豪の家に生まれた。それも有って芙羽様とクラスメイトにも呼ばれている。そんな彼女と同じクラスになったゆい。彼女を自宅に送り届けた縁もありお友達になりたい。実はエナジー妖精のパムパムも彼女が気になっていた。今度、お家に招いてみるよ。ここねと話したいが機会が得られない。ある時、学校で飼育している兎の子が檻...

デリシャスパーティ♡プリキュア 第4話 ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!

スパイシーサイコ☆ズ降臨。 キュアごはんのお姫様抱っこが忘れられず、毎晩慰め続けるお嬢様。 新学期になっても、お昼はトイレでぼっち飯。 有名レストランの令嬢ということで高嶺の花的な扱いをされ、コミュ障も患っている芙羽ここね、愛称芙羽様のデビューだコラァ。 もっとツンツンしたキャラクターだと思っていたけど、実際にはかわいいもの大好きな、女児アニメヒロインの鑑だった。 これで変身しないのがお...

デリシャスパーティ♡プリキュア 第4話「ふくらむ、この想い…キュアスパイシー誕生!」

パムパムもあざといのうwww おめめうるうる、さらにコメコメとダブルあざといこうげき! もふもふしっぽとパタパタしっぽの破壊力たるやwww ここねちゃんはメロメロだ!(*´Д`) ここねちゃん見てるのお構いなしにバトルに突入^^; ここでここねちゃんがパムパム抱っこしてるのがポイント。 あっさりフィールド内に入れましたここねちゃん^^; レシピッピ捕まえたらとっととアジトに...

デリシャスパーティ♡プリキュア 第4話「ふくらむこの想い…キュアスパイシー誕生!」

デリシャスパーティ♡プリキュアの第4話を見ました。 第4話 ふくらむこの想い…キュアスパイシー誕生! 新学期が始まり、ゆいはここねと同じクラスになった。 ここねは高級レストランを経営する家の娘で、高嶺の花だと「芙羽さま」と呼ばれ、他の生徒たちとあまり会話を交わすこともなかった。 翌日の昼休み、飼育小屋からはぐれた子うさぎをここねと一緒に探し出したゆいは、先日パムパムを助けてくれたお礼...

プロフィール

Msk-Mtn

Author:Msk-Mtn
 プリキュアに絶賛ドハマリ中の1980年代生まれの老けたお兄さん。
 このブログは、goo blogバージョンもあります。そちらをご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。

 このブログは、リンク・トラックバック・コメントは基本的に自由です。また、リンク・トラックバックについては、事前報告も不要です。
 ただし、トラックバックは、トラックバック先が、記事と関係のないものでしたら、削除いたします。また、コメントも、内容によっては、返信しなかったり削除する事もありますので、あらかじめご了承下さい。

カレンダー

02 | 2023/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

アクセスカウンター