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ラブライブ!サンシャイン!! 2期第10話感想

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 今話の名セリフ:「2人が外に連れ出してくれなかったら、私はまだ、一つも知らないままだった・・・。ずっとあの部屋から出てこられなかった・・・。」(小原鞠莉)

 「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第10話「シャイニーを探して」の感想です。



 何年か前のある日、鞠莉は、果南、ダイヤと一緒に流れ星を見に行っていました。
 しかし、家の者達に黙って出かけてしまったようで、大事になっています。ですが、鞠莉は、絶対に流れ星を見たいと諦めません。
 けれども、空は曇っています。しかも、雨が降り出してしまいました。
「そんな・・・。これじゃお祈りできませんわ・・・。これじゃ・・・。」
「来たのに・・・。せっかく来たのに・・・。」
    
「泣かないで。ほら! これで大丈夫!」
    
   
「ずっと一緒にいられますように・・・。」
   

 今日はお正月。
    
   
「じゃーん! あけましておめでとうございます!」
   
 さすが習字が特技なだけあって、字が上手いなあ。だが、今欲しいものをストレートに明かす、その姿勢に笑っちまうぜ。(笑)

「はい、おめでとう。」
「あけおめー。」
「おめでとう。」
   
「それよりお正月ですよね? お正月ですよね?」
    
「お正月! お正月、で、す、よ、ね?」

「こーら、はしたない。」
    
   
「コホン! 今年で高校3年になる私が言うのもなんですが、一応学生の間はいただけるという話が一般的と聞いた事もありますし・・・。ちょっと懐も寂しいというか・・・。」
    
   
 まあ確かに、学生の間はお年玉をもらえるという話が一般的だと思うけど、だからといって、催促すんな。キミ、高校生やろ? まったく、部活動費が一時5円だった時といい、意外と金に困りやすいアニメやのう。(笑)

「ああ、分かってるわよ。」
「やったー!」
   
「はい、どうぞ。」
    
「これかしら? お年玉?」
    
 お母さんがいい感じにボケていて惚れるぜ・・・。今日も高海家は平和ですな!(笑)

「もう! そういうのいいから!」
   
「アンタ、まだ貰うつもりでいたの?」
「梨子ちゃん、もういらないって、ご両親に言ったらしいわよ?」
「え・・・。」
   
「じゃあ。千歌も貰えないよね?」
「よそはよそ。うちはうちでしょ! いつも、お母さんも志満姉達も、お父さんですら言ってるじゃん!」
    
   
 その直後、玄関から曜の声が。今日もラブライブに向けて練習するようで、千歌は出かけました。お年玉の事も諦めていませんが。

 千歌達は学校に集まっていました。また、Saint Snowの2人も、黒澤家の車に乗ってここに集合。
「あけましておめでとうございます。」
   
「うわっ、本当に来た!」
「悪い? っていうか、その格好・・・。」
    
「では、皆さん!」
『あけましておめでとうございまーす!』
    SUNSHINE2-10.png
「寒い・・・。」
   
「アンタ達、やる気あるの?」
「一応、お正月っていう事で・・・。」
「だからって晴れ着で練習できるかーい!」
    
 まあ、それはそうなんだが、正月なのに制服で来るというのも華がなくて、どうかと思うだけどなあ。君達2人も晴れ着で来たっていいのよ?(笑)

「良い学校ですね。私達と同じ、丘の上なんですね。」
    
「うん。海も見えるし!」
「でも、なくなっちゃうんだけどね・・・。」
   
「え・・・。」
「今年の春、統廃合になるの。だから、ここは3月で、ジ・エンド。」
    
   
「そうなの?」
「でも、ラブライブで頑張って生徒が集まれば・・・。」
   
「ですよね・・・。私達もずっとそう思ってきたんですけど・・・。」
   
    
    
「そうだったんですか・・・。」
   
「あ、でもね、学校のみんなが言ってくれたんだ。ラブライブで優勝して、この学校の名前を残してほしいって。」
    
「浦の星女学院のスクールアイドルがラブライブで優勝したって。そんな学校がここにあったんだって。」
   
    
「最高の仲間じゃないですか! 素敵です!」
   
「じゃあ、遠慮しないよ。ラブライブで優勝するために、妥協しないで徹底的に特訓してあげる。」
    

 という事で、その後、特訓する事に。ですが、正月という事もあり、身体がかなりなまっているようで、すごく疲れを感じます。
 梨子は、この調子で決勝なんて大丈夫なのかと心配しますが、聖良は、いけると思うと言います。
「ステージって、不思議とメンバーの気持ちが、お客さんに伝わるものだと思うんです。」
   
「今の皆さんの気持ちが、自然に伝われば、きっと素晴らしいステージになると思います。」
    
    
 そう言われた千歌達は自信を持ちますが、よく見ると、鞠莉がいません。両親から電話があったようです。

 少しして、鞠莉は体育館で、電話の内容を告げました。それは、統合先の学校の理事に就任してほしいとの事。
 ですが、鞠莉は、その話を断りました。鞠莉は卒業後、父が薦めるイタリアの大学の通うつもりでいます。
 そのため、この内浦にいられるのも、あと3か月程度となります。

 辺りは夕方になり、聖良と理亞は、千歌達と別れる事に。他にも寄る所があるそうです。実際は、遊園地に行く予定ですが。
「これ、姉様と二人で考えた練習メニュー。」
   
「ありがとう。」
「うわ、こんなに・・・。」
   
「ラブライブで優勝するんでしょ? そのくらいやらなきゃ。」
「ただの思い出作りじゃないはずですよ。」
   
「必ず優勝して。信じてる。」
「うん!」
    
「がんばルビィ!」
   
「何それ?」
「ルビィちゃんの必殺技ずら。」
「技だったの!?」
   
 まあ、必殺技と言っても過言ではないわな。多くのルビィファンを興奮させて平常心を失わせてると思いますし。(笑)

 それからしばらくして・・・、
「イタリアか・・・。」
「そうね。きっとそうなるのかもなって、どこかでは思ってたけど・・・。」
「実際、本当になるとね・・・。」
    
   
「あと3か月もないんだよね・・・。」
「ラブライブが終わったら、すぐ卒業式で・・・。」
「鞠莉ちゃんだけじゃないわ・・・。ダイヤさんも、果南ちゃんも・・・。」
   
「春になったら、もうみんなと一緒に学校帰ったり、バス停でみんなとバイバイしたりもなくなって・・・。」
    
「制服も、教室も・・・。」
   
「Aqoursはどうなるの・・・?」
「3年生卒業したら・・・。」
   
「分かんない・・・。本当に考えてない・・・。」
    
「なんかね、ラブライブが終わるまでは、決勝で結果が出るまでは、そこから先の事は、考えちゃいけない気がするんだ・・・。」
   
「みんなのため?」
「全身全霊、すべての思いをかけて、ラブライブ決勝に出て優勝して、ずっと探していた輝きを見つけて・・・。」
   
    
   
「それが、学校のみんなと、卒業する鞠莉ちゃん、果南ちゃん、ダイヤさんに対する礼儀だと思う・・・。」
    
「何?」
「賛成!」
    
    

 そして、さらに時は進み、辺りは暗くなっていました。そんな中、3年生の3人は、あわしまトンネルに来ていました。
「で、何の用? もしかして、イタリア行くなとか言い出すんじゃないよね?」
「1年前だったら言ってたかもだけどね。」
    
「じゃあ、何の相談もなく決めたから怒ってる?」
「それも違いますわ。」
「話しとこうと思って。」
    
「実は私も、東京の大学に推薦が決まりましたの。」
「私は海外でダイビングのインストラクターの資格、ちゃんと取りたいんだ。」
   
「じゃあ・・・。」
「うん。卒業したら、3人、バラバラ・・・。」
    
   
    
   
「ここには誰も残らず、簡単には会えない事になりますわね。」
「一応言っておこうと思って。」
   
「そう・・・。」
「お互い相談もしないで、3人とも自分で決めてたなんて・・・。」
「あんなにケンカしたのに、相変わらずですわね。お互い。」
「だね!」
    
    
   
「ハグ・・・、しよ?」
    
    

「そういえば鞠莉、よく抜け出してたっけ。」
「それなら、あなた達も同罪デース!」
「鞠莉さんが黙って出てくるからですわ。」
   
「だって、言ったら絶対Noって言われるに決まってるからね・・・。」
「おかげで、あれからすごく厳しくなりましたもの。」
    
「抜け出せないように鞠莉の部屋が2階になって・・・。」
「次は3階ですわよね。」
「それでも駄目だって、4階になって・・・。」
「最後は最上階。」
    
    
「今考えると、親御さんのご苦労が分かりますわ・・・。」
   
「だって、2人と遊んじゃ駄目なんて言うんだもん・・・。」
「しまいには勘当だっけ?」
    
「果南とダイヤと遊んじゃ駄目だって言うなら、パパもママも勘当します!」
「小学生の子供が、親に勘当言い渡すなんて聞いた事ありませんわ。」
    
「それ教えてくれたの、ダイヤだよ?」
「そうでしたっけ?」
「子供だったよね・・・。」
    
「でも楽しかった・・・。エヴリデイ、何か新しい事が起きていた・・・。」
    
「一度しか言わないから、よく聞いて・・・。」
   
   
「私は、果南とダイヤに会って色んな事を教わったよ・・・。世界が広い事・・・。友達といると時間が経つのも忘れるほど楽しい事・・・。ケンカの仕方に、仲直りの仕方・・・。」
   
「2人が外に連れ出してくれなかったら、私はまだ、一つも知らないままだった・・・。ずっとあの部屋から出てこられなかった・・・。」
   
    
「あの日から、3人いれば何でもできるって、今の気持ちがあれば大丈夫だって、そう思えた・・・。センキュー!」
    
   
    
「雨、ですわ・・・。」
   
「また? まったくダイヤは・・・。」
「待って、私? 雨女は鞠莉さんでしょ?」
「ホワイ? 果南だよ?」
   
「訴えるよ?」
   
    
   
「もしかしたら、神様が願いを叶えさせたくないのかもしれませんわね。」
   
「3人がずっと一緒にいられますように?」
「そんな心の狭い神様は勘当デース!」
   
「これで、終わりでいいの?」
   
「え?」
「このまま、あの時と同じで、流れ星にお祈りできなくていいの?」
「果南・・・。」
「私は嫌だな・・・。3人いれば何でもできるって思ってたんでしょ? だったら、やってみなきゃ・・・。」
   
「でも・・・。」
「それに、今はもう、3人じゃない・・・。探しに行こうよ、私達だけの星を!」
   
「私達だけの・・・、星・・・。」
    

 それから少しして・・・、
「おー! お年玉!」
    
   
「どれどれ・・・。ん? 『温泉へGO!』?」
    
「お年玉!」
   
    
「もー! お年玉・・・。」
    
 お父さんの顔が映ってねぇ・・・。このアニメにおいて野郎を描くのは、これが限界って事なのでしょうか。(笑)

 本当のお年玉は玄関にあるらしいです。行ってみると・・・、
   
「みんな・・・。ありがとう・・・。」
   

 その直後、玄関から果南の声が。少し出かけないかと誘われました。他のメンバーも一緒です。
 また、鞠莉の運転する車で行く事に。運転免許は、誕生日を迎えた時に取ったようです。
 鞠莉達の行きたい場所は、さっき果南が言っていた「私達だけの星」です。
「それにしても、鞠莉の運転する車の助手席に座る日が来るなんてね。」
「それは私のセリフ。まさか果南の隣で走る日が来るなんて・・・。」
   
 キミ達2人でそう話し合っていると、どうも「助手席(意味深)」と捉えてしまうんだよなあ・・・。1、2年生もいるんだから、そういう会話は程々にね?(笑)

「まあ、ダイヤが運転しているよりは安心か。」
「そのセリフ、そっくりそのままお返しますわ。」
    
「なんかワクワクするね!」
「うん! 考えてみたら、こんな風に何も決めないで9人で遊びに行くなんて初めてかも。」
    
    
「だから、みんなで来たかった。」
「本当は3人だけの予定だったんだけど、」
「9人がいいって・・・。」
    
    

    
    
    
    
    
    

    
「雨、ですわね・・・。」
「何をお祈りするつもりだった?」
「決まってるよ。」
   
「ずっと一緒にいられますように?」
「これから離れ離れになるのに?」
    
「だからだよ。だからお祈りしておくの。いつか必ず、また一緒になれるようにって!」
   
「でも、無理なのかな・・・。」
   
「なれるよ! 絶対一緒になれるって信じてる! 鞠莉ちゃん、それいい?」
   
    
「この雨だって、全部流れ落ちたら、必ず、星が見えるよ・・・。だから晴れるまで、もっと・・・、もっと遊ぼう!」
    
   
「みんな・・・。」
「晴れなかったら、神様を勘当デース!」
    
    
    
    
    

   
「見つかりますように・・・。輝きが・・・、私達の輝きが、見つかりますように・・・。」
    
    
   


 という事で、「ラブライブ!サンシャイン!!」2期第10話でした。

 ストーリーは終盤。ラブライブ決勝も近付いてはいますが、それに伴って、3年生の3人がAqoursから離れ、1、2年生と別れていく時間も近付いており、今回は、その「別れ」が大きく描かれていました。
 2年生の3人は、3年生の3人が卒業する事に寂しさを感じている一方、3年生の3人は、下級生達と別れる寂しさを感じておらず(と言っても、まったく感じていない訳ではないと思いますが)、卒業後の進む道を決めていました。

 そして、進む道も、3人バラバラ。3人とも、誰とも相談せず、自分だけでさっぱりと決めていたようですが、それは、1年生の時のすれ違いがあったからなのかな、と私は感じています。
 あのすれ違いにより、3人は2年間離れ離れとなりましたが、その2年間の間に、3人とも、他の2人がいなくてもどうにかやっていける強さが無意識的に付いたんじゃないかと思いますね。だから、卒業後の進路に悩まなかったのでしょう。
 それに、人って、何気ない当たり前を失うと、その当たり前の大きさに気付くもの。3人とも、それまで長く親しんでいた日常がすれ違いにより離れ離れになった事で、他の2人の存在の大切さを感じ、他の2人の事を尊重する姿勢に立つようになったんじゃないかと思いますね。だから、もうすぐ離れ離れになる事に不満を言わなかったように思いますし、「3人いれば何でもできる」と鞠莉が口にしたり、雨が降っても流れ星を探すのを諦めなかったようにも思います。
 離れ離れとなった2年間を3人はどう感じているのかは分かりませんが、私は、神様が3人を成長させるための「試練」だったと思っており、良い2年間だったんじゃないかと感じています。不器用だけど、それがいい。今回は、その事を改めて感じさせてくれた良い話だったと思います。
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