スター☆トゥインクルプリキュア 第31話感想
- 2019/09/10
- 00:00
今話の名セリフ:「だが、力がある者にも責任があるのである。皆を守る責任が・・・。」(トッパー)
「スター☆トゥインクルプリキュア」第31話「守り抜け! 最後のプリンセスのペン☆」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話の続きです。あと少しで地球に到着というところまで来たひかる達。
ですが、超巨大な船が後を追ってきていました。

船から通信もありました。相手は宇宙星空連合のトッパー。ひかる達に何か話があるようですが・・・。
~ Aパート ~
その後、地球に到着して、ひかる達とトッパーは話し合う事に。
「こんな辺境の星から来ていたとは・・・。ララ君とプルンス殿は、この星の住人に存在を知られたであるな。」


「宇宙法違反である! 100年間旅の禁止である!」


しかし、アブラハムから地球にいてもいいと言われた件があります。
それを聞いたトッパーは、アブラハムを問い詰めました。ですが、自分にも責任があると、ララ達への処分は免除となりました。
「ホント!? ありがとう、トッパーさん!」
「じゃあ、さよならルン!」
「さらばである!」


「違うである!」
「オヨ?」
「まだ大事な話が残っているである。」


ノリツッコミとは、なかなかやるな。コード切断工具のクセして。(それ、トッパーじゃなくて「ニッパー」な(笑))
大事な話とは、プリキュアに宇宙星空連合に加わってもらう事。
「連合とか面倒・・・。団体行動、苦手ニャン・・・。」
「え・・・。」


「店の手伝いあるし、弟達見ないといけなくて・・・。」
「学校と習い事もありますし・・・。」


「ええ・・・。ちょっと・・・。そんなプライベートな理由で断るであるか・・・。」

プライベートじゃねーよ、お前。ユニ子はともかく、ジャパニーズには「教育を受けさせる義務」ってのがあって、ひかる達の年齢じゃ学校に通うのが当たり前だかんな? 辺境の星とはいえ、プリキュアを連合に加えたいってんなら、そのくらい勉強してこいや! このニッパーが!(だから、トッパーだって。つーか、相変わらず野郎には厳しいな、お前(笑))
「あ、もう帰らないと。チャオ!」
「私も失礼いたします。」
「じゃーねー!」
「軽い・・・。信じられないである・・・。」




連合に加わってほしい具体的な理由を述べずに連合に加われとか言うお前も軽いと思うけどな。まあ、日給5万円くれるんだったら考えてやってもいいですが。(お前には聞いてねーよ(笑))
ついでに、えれなとまどかが帰るのに合わせて、2匹の蛙が水に飛び込んでいるのも笑いを誘いますね。「蛙(カエル)が帰る(カエル)」って感じで。(笑)
同じ頃、ノットレイダーは、残り1つのプリンセススターカラーペンがプリキュアに手に渡らないようにと、懸命に捜索中。ガルオウガも出撃する事になりました。
それから少しして、久しぶりに帰宅したひかる、えれな、まどかは、家族と一緒に楽しいひと時を過ごしました。





少しして、辺りは夕方となり・・・、
「地球人は石を食べるであるか?」
「おにぎりだよ!」

「ひかるのおにぎり、うまうまフワ!」
「初めて食べた時は感動したルン!」
「まあまあね。」

まあまあと言っておきながら、ユニ子さん、がっつき過ぎっす(笑)。鮭とかねぎとろとか、魚介系の具が入ってんでしょうか。
「私は買収できないである・・・。」

「そんなんじゃないよ! お腹空いたかなって思って作ってきたの! 食べてみて!」


「さあ!」
「グイグイくるであるな・・・。分かった、食べるである!」

宇宙星空連合のトップも、ひかるの「キラやば~っ☆」にタジタジになっとる・・・。ひかるのキラやばパワー、ホントすげーな。これに負けてないのは、ノットレイダーくらいのもんか。頑張れ、ノットレイダー。(敵を応援すんなよ(笑))
トッパーは一口食べてみると、美味いと好評。また、トゥインクルブックを使ってフワに食事を与えていた様子を見て、信じられない表情を浮かべました。
その夜、トッパーは、ひかると話したい事があり、ひかるを宇宙船へ招きました。
ひかるはすぐに、宇宙船から見る星々に感動します。

ですが、トッパーによると、これは本来の星の輝きではないようで。スタープリンセスの力が失われたのが原因です。
トッパーがここに呼んだのは、リーダー同士で腹を割って話をしたかったからだそうです。
「私は・・・、守れなかったである・・・。」
「ないてるフワ・・・?」
「守れなかった?」


「私はスタープリンセスを、宇宙を守れなかった・・・。」



「自分の弱さを知ったである・・・。」


「だが・・・、私はトップを・・・、リーダーを退かないである!」

「なぜだか分かるであるか?」
「えーっと・・・。それは・・・。」

「責任である!」

「責任?」
「失った星の輝きを取り戻す。私はその責任があるである。」

「だが、無力な私には、頼るしかないのである。君達の力に・・・。だから、星空連合に入ってくれである・・・。」


「でも・・・。」
「無力な私にも責任はある・・・。だが、力がある者にも責任があるのである。皆を守る責任が・・・。」


「守る・・・、責任・・・?」


その直後、ガルオウガが出現。
~ Bパート ~
ガルオウガは瞬時にひかる達の近くにワープし、フワを連れ去ろうとしました。ひかるは、そうはさせないと、プリキュアに変身します。
ガルオウガの攻撃は、一撃一撃が重く、ワープ能力まであり、すぐにスターはガルオウガに捕まってしまいました。
そして、スターをワープ空間に放り投げ、自身も後を追います。
「ここは・・・、月?」

「宇宙空間でも呼吸ができるようになるか・・・。」


「私もだ・・・。」


「ダークネスト様のお力で!」

そして、バトル再開。
ですが、やはり、スターが押され気味です。トッパーの宇宙船も援護射撃しますが、返されてしまいます。
「船の急所は外してある。ヤツを生かしたまま連れ帰ねばならないからな。」


「そうはさせない・・・。フワも・・・、プリンセススターカラーペンも、守る!」





「守るだと・・・?」



「守るなどと・・・、」




「軽々しく口にするな!」



「責任・・・。みんなを・・・、守る・・・。」

「守るって・・・、私には・・・。」


その直後、ガルオウガは、カッパードから最後のプリンセススターカラーペンを見つけた報告を受け、ペンを自分の元に引き寄せました。
「どうした、プリキュア? お前の守りたいペンがここにあるぞ?」

だが、スターは立ち上がる気力がありません。そんな時・・・、
「ひとりじゃない・・・。」


「スターは・・・、ひとりじゃないフワ! みんなでまもるフワ!」



『スター!』
「みんな!」


トッパーから連絡を受けて、ここに駆けつける事ができました。
その後は、5人で力を合わせてガルオウガと戦います。スター1人では苦戦した相手でしたが、どうにか技を撃ち込む隙を作る事ができました。
そして、コスモはスターから、おうし座のプリンセススターカラーペンを借りてレインボースプラッシュ。しかし・・・、



レインボースプラッシュがかき消されてしまいました。その後、サザンクロスショットも放ちますが・・・、



通用しませんでした。
「守るなど、何も分らぬ者どもが・・・。」

「我々は全宇宙を乗っ取る。お前に・・・、お前などに、この宇宙が守れるというのか?」



「お前の手には余る!」


「ムダだ!」




「しまった!」




「プリキュア! うお座! スターパーンチ!」







「これしき・・・。か弱き小さな拳で・・・。」


「私1人だったら、手に余るかもしれない・・・。でも・・・、みんなの力が合わされば・・・!」



「ダークネスト様のご加護が・・・。」

どうやら、レインボースプラッシュやサザンクロスショットは効いていたようです。
また、ガルオウガは宇宙空間では呼吸ができず、ダークネストの力が弱まった今、態勢は不利に。ガルオウガは撤退しました。
そして、スター達はスターパレスへ。



これで、すべてのスタープリンセスがスターパレスに戻りました。

「ありがとうでプルンス・・・。」
「プルンス・・・。」


「では、フワに食事を。」
『え・・・?』
「何で今・・・?」
「べつにおなかすいてないフワ・・・。」



揃いも揃って顔を横に振るな。1人だけにして下さい。軽くホラーですから!(そう感じるのは私だけですかね(笑))
という事で、いつも通り、トゥインクルブックで食べ物を出し、フワに食べさせます。すると・・・、












「フワ!」

『フワが変わった!?』


スター達とプルンスは、なんつー目してんだよ。スタープリンセス全員集合という大イベントなのに、緊張感だだ下がりで困ります。まあ、ギャグ感想が出てくると思えば、嬉しい悲鳴でもありますが。(笑)
今回は、これで終了です。
エンディング映像が一部変わりました。本編ラストでフワが変わった事により、エンディングでフワが出てくる箇所も変更されました。



スタッフ様、仕事早過ぎ! この手際の良さは流石としか言いようがないです。これだから、プリキュアはやめられない!
次回:「重なる想い☆新たなイマジネーションの力」
12星座のプリンセスの力が戻ったおかげで、フワが成長し、ユニコーンみたいな姿になりました。
ですが、まだまだ成長途中なようで。もっと成長させるにはどうしたらいいか分からないひかる達は、とりあえず、沢山食べさせてみる事に。
その後、お腹一杯になったフワが森の方へ。ひかる達がフワを追いかけると、そこにはガルオウガが・・・。

さすがに、3週連続うお座はなかったか。まあ、2週連続でもかなり運が良いと思いますし、別にいいですけどね。
ですが、おとめ座が来たのはナイスタイミング! 放映日当日は、えれなの誕生日でしたしね。「笑顔を大切に」というのも、えれなに合わせているように思えて、良いフレーズだと思います。
ラッキー星座公開直後の提供画像も、フワが変わりました。

ここも変えてくるとは、芸が細かい! こういう良い仕事するから、長年プリキュアスタッフ様を信頼できるんですよね。ありがとうございます!
となると、次回は、オープニング映像やオープニング直後の提供画像が変わるのかも!? スタッフ様ならしっかり仕事をしてくれると信じて、次回の視聴を楽しみにしたいと思います!
【まとめ】
ひかる達は、ガルオウガとの戦闘を経て、うお座のプリンセススターカラーペンを手に入れ、全員のスタープリンセスをスターパレスに戻し、フワはユニコーンのような姿に成長しました。
さて、今回のポイントは「責任」でしょうか。
今作に入ってから、「責任」という言葉はしきりに出てきており、そのたびに、「重く受け止め過ぎかな」とか「ちょっと軽々しく考えてない?」などと考えたりしたものですが、今話は頻繁に出てきており、今後に向けての重要ワードのように思えてきました。
立場上当然負わなければならない任務や義務。自分のした事の結果について責めを負う事。特に、失敗や損失による責めを負う事。
国語辞典などで「責任」の意味を調べると、たいてい、このように書かれています。「責めを負う」とか「義務」とか聞くと、軽々しく口にできる言葉ではないと感じるでしょう。
特に、ひかる達にとっては尚更の話。ひかる達は中学生と、まだ義務教育段階にある子供達。まだ親の保護が必要な時期であり、「責任」を追うのは重過ぎるもの。それゆえに、たいていは、親をはじめとした大人達が代わりに「責任」を追ったりしています。
ですが、プリキュアについては、そういう訳にはいきません。なりゆきでなったとはいえ、周りには「秘密」にしているのですからね。自分達のしでかした失敗は自分達でどうにかするしかありません。
それに、プリキュアは、人知を超える身体能力を持っている訳であり、多くの人達が自分達を守ってほしいと頼るのは、自然の流れでしょう。となれば、彼らの信頼に応えなければならないと「責任」を感じるのは、当たり前の事であり、トッパーが言っていた「力がある者にも責任がある」というのも、ごもっともな事です。
しかし、精神面は変身前と何ら変わりありません。それゆえに、プリキュアに変身できるとはいえ、「責任」という言葉は重過ぎる訳であり、トッパーに「責任」と言われて戸惑うのも無理はないと思います。
ですが、責任は1人で負うものではありません。前にえれなが言っていましたが、皆で分け合うものなんですよね。
1人では手に余るような事でも、皆と力を合わせれば、どうにか受け負える。それが「責任」に対する正しい向き合い方なのかな、と思いますね。
大人になれば子供の時と比べて出来る事は沢山ありますが、だからといって、1人だけの力で生き抜くのは不可能な話。誰かに頼る事は必要不可欠であり、「責任」を複数人で分け合うのも恥ではないでしょう。
これまで、ひかる達は、12本すべてのプリンセススターカラーペンを集めるのに、皆と力を合わせて頑張ってきました。
これからも力を合わせる事は大事ではありますが、しかし、これまで通りで十分とはいかないでしょう。スタープリンセスは全員スターパレスに戻ったものの、ノットレイダーは健在。プリンセスの力は集められませんでしたが、それで宇宙の支配を諦めるようなヤツらではないでしょう。ヤツらの恨み憎しみは相当深いものだと思いますし。
それに、今回戦ったガルオウガも、ダークネストの力を借りてたとはいえ、サザンクロスショットやレインボースプラッシュを打ち破ったほどの強者であり、呼吸ができる地球で戦えば、5人で戦ったところで追い詰められるかもしれないでしょう。しかも、ここからは多くの回で出撃してくる事が予想されます。
また、これまで最優先としていたプリンセススターカラーペン集めが不可能になったとなると、他の星々の侵略やプリキュア撃破に本腰を入れてくるでしょう。ノットレイダーとの戦いは、これまで以上に激化すると思われます。
今話ですべてのスタープリンセスをスターパレスに戻しましたが、決して安泰とは言えないでしょう。むしろ、ここからが大変なように思います。
そんな状況の中で、本当にすべての星々を守る事ができるのか。今話で「責任」という言葉を多く出してきたのは、その「覚悟」を問うていたように感じます。
そして、その「覚悟」を持った時に、プリキュアは新たな力を得るような気がするのですが、一体どうなるのか? 今話でその片鱗は見えたような気がしますが、まだまだ目が離せません。
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…と思ったら^^;ヽ(;´Д`)ノ
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あっさりうお座のプリンセススターカラーペンをキュアスターに取られてから敗勢まっしぐら。
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なにがおこるかな~♪
フワちゃんがユニコーンに...
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月面で宙返りした顔のくせに。
安定の星奈のケツ…じゃなくて、星空連合のトップとやらのジジィ、星奈を宇宙戦艦に連れ込んで何をするのかと期待させておいて責任がどーのこーの。
老害の自分語りに続いてのオレヨエー、弱くてもプリンセスを護る責任がある、だからプリキュアも星空連合の傭兵になれと。
まぁ面倒くせぇな、地球での日常パートもあるし、相手にしないよありえない。
しかし、意外と責任感...